定年記念の出雲旅行 ーその3: 島根県 安来、松江市周辺ー

こんばんは、Tomです。昨日から今朝にかけて200ミリの雨が降りました。お陰で今日は郡山の病院に行く予定でしたが、高速道路があちこちで通行止めになったり、あちこち冠水していて、通常1.5時間で到着するのですが、今日は3時間も掛かってしまいました。
さて、今日の記事も『定年記念の出雲旅行』の話で、今日はその3でいよいよ島根県に入ります。今回の目的の一つ、足立美術館に行きました。日本一の庭園、横山大観日本画、そして魯山人の陶器の鑑賞を堪能しました。その後は松江城を見学し温泉のホテルでまったりしました。

1.足立美術館
午前10時に足立美術館に到着しました。ウィークデーなので余り混んでいませんでしたし、幸い団体も少なかったです。

1)入り口から庭園が始まる
足立美術館と言えば、日本一の庭園が有名です。

入り口からすぐに庭園が始まります。

2)館内から庭園を鑑賞する
いよいよ館内に入ります。
館内に入ると、日本一の庭園が目の前に広がります。

庭園の後ろは山なのですが、山も含めて庭園になり、立体的な庭園に見えます。秋になると後ろの山は紅葉し、手前の松と後ろの山の紅葉がコントラストになるそうです。素晴らしい!

3)窓枠の中は自然の絵画
窓枠から見る庭園は、自然の絵画です。演出が素晴らしいです。

4)横山大観中心の日本画北大路魯山人の陶器を堪能する
庭園を堪能した後、いよいよ本来の絵画を楽しみます。

① 横山大観を中心とする日本画の数々を堪能堪能する
足立美術館の創設者の足立全康さんは、子供の頃から様々な仕事を行い、その時に横山大観の絵を見たそうです。それに感激し、いつか金儲けをして横山大観の絵を買ってやる!と心に誓い、精進したそうです。横山大観は仙台でも何度か鑑賞したことがありますが、他の日本画と比べるとやはり力強さが違いますね。
当然ながら写真は撮れませんので、記念に横山大観の色紙絵を購入してきました。

② 北大路魯山人の陶器も堪能する
続いて北大路魯山人の陶器も堪能しました。画家、陶芸家、書家、料理家、美食家など様々な顔を持つ芸術家です。

③ 近代画を堪能する
最後は新館に移り、近代日本画を堪能しました。近代日本画でも十分迫力があり、感動しました。

2.松江に移動し、ランチ
足立美術館の予定は午前中いっぱいでしたが、結果午後2時まで掛かりましたのでお腹ペコペコです。
そこで、松江城を見学する前に、松江城のすぐ近くのラーメン屋さんに行きました。

何とこの店は100名店の一つらしいです。

飛魚(あご)だし、白湯ラーメンを頂きました。

飛魚だしの白湯ラーメンは初めてでした。美味しかったです!

3.松江城を見学
ラーメンで遅い昼食を食べた後、いざ松江城へ!

1)天守へ到着

2)松江城の特徴
姫路城の特徴は、あの大きな城なのに通し柱であることですが、松江城の特徴は、包板で柱を板で補強する、且つ通し柱ではなく、途中から梁でいったん受けて、その梁にまた柱を立てるというエコな建築方法です。

そして地下には井戸と米と塩を保管する部分があることも特徴ですね。

3)松江城の頂上
松江城の最上階から松江市内を眺めます。

松江城は姫路城よりも小ぶりですが、全国で現存する12天守のうちの一つで国宝です。唯一正当天守と言われています。

4.興雲閣
松江城のすぐ近くに興雲閣という明治の建物がありました。

ここはまるで函館みたいです。

これで松江城を離れ、宿泊先の玉造温泉へ。

5.玉造温泉で夕ご飯
この旅で一泊だけ温泉のホテルで贅沢をしました。
このホテルは、おもてなしの心が一杯でした。とても良かったです。



明日はいよいよ今回の旅行のメインイベント出雲大社へ参ります。
お楽しみに!