KENWOOD 2mオールモード機 TM-255の修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気はほぼ一日曇り、そして時々雨という天気でした。最高気温は28℃とそれほど暑くはなかったのですが、相変わらず湿度が高かったですね。早く夏らしい天気になってほしいものです。
さて、今日の記事は、昨日に引き続き『KENWOOD 2mオールモード機 TM-255の修理』で、今回はその2となります。
今回は、電源が入らない原因を探ります。さて、復活するでしょうか?

1.外付けヒューズの確認
まずは、電源ケーブルに付いている、外付けヒューズの断線を確認します。

確認結果、問題ないですね。

2.電源部のバラシ
それでは、電源部をばらします。

3.基板上のヒューズの確認
TM-255には電源の基板ユニットにチップのヒューズの様なものがありますが、シルクが無いのでわかりません。
回路図にあるF601を探しているのですが、どこにあるのがが判りません。

1)基板を取り外す
基板を取り外します。

ヒューズは、基板上にありました。最初にサービスマニュアルを確認すれば、基板を取り外す必要がありませんでした。

2)缶ヒューズを取り付ける
さあ、缶ヒューズを取り付けます。

チップヒューズの場所にヒューズのハーネス取り付けます。

4.電解コンデンサを交換する
折角基板を取り外したので、基板上の電解コンデンサを交換します。

1)取り外した電解コンデンサの容量を確認する
取り外した電解コンデンサの容量を確認します。

470μFの電解コンデンサは336μF迄低下していました。

2)コンデンサの交換

5.基板を設置する
パワーユニットの基板を設置します。

6.動作を確認する
まずはきちんと電源が基板上に入っているかどうかを確認します。

きちんと13.6Vが供給されています。

さあ、いよいよケーブルを接続して動作を確認します。



電源ON!

おおーっ!復活しました!

でも、表示が一部おかしいし、バックライトも付いていないですね。
次回はそれを解決します。
次回をお楽しみに!