こんばんは、Tomです。今日は、朝からとても天気が良く最高気温は31℃でした。しかし、湿度が高く、気温以上に蒸し暑かったです。だんだん夏本番になってきました。
さて、今日の話題は『YAMAHA カセットデッキ K-1d の修理』でーその1ーとなります。
先日、カセットカーステレオの修理依頼があった方から、今度はカセットデッキの修理の依頼がありました。前回のカーステレオはとても不思議な症状で修理する事が出来なかったので、今回はお受けしました。
1.依頼品
修理依頼品がこれです。
YAMAHAのカセットデッキ K-1d です。
故障の症状は、うまく録音できないそうです。
2.故障の症状の確認
それでは、故障の動作を確認します。
1)再生
まずは再生を確認します。
再生は問題ないですね。
2)録音
次にカセットテープに録音してみます。
入力がLしかなく、R側は全く反応なしです。
バランスのボリュームを動かしても、R側は全く反応なしです。
故障の症状はR側の信号がどこかで途切れているようです。
3.バラシ
それでは、早速ばらします。
1)カバーのバラシ
2)dbx基板のバラシ
4.接点不良の解消
経年劣化した個体の故障は、様々な原因があります。
まずは接点不良を解消します。
5.信号の追跡
どうやら入力信号は、基板のこのハーネスから出てくるようです。
このハーネスを追いかけると、フロントパネルのマイク入力の基板に入ります。
6.フロントパネルのバラシ
そこで、フロントパネルをバラします。
ここ迄追求しました。
次回はいよいよメイン基板の回路を追いかけます。
お楽し染みに!