ONKYO CD/MD チューナアンプFR-435の修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日もそこそこ寒かったですね。未明の最低気温は6℃、そして日中は日が差してお天気なのに14℃でした。致し方ないです、もう来週は11月ですからね。Tomは先週末に冬タイヤに履き替えました。
さて、今日の記事は昨日に引き続き、『ONKYO CD/MD チューナアンプFR-435の修理』で今日はーその2ーとなります。
昨日は、初回でしたので、CD,MDの動作と、音声出力周りの動作確認を行いました。今回は、チューナーの周波数がずれているという不具合の動作確認と調整を行います。

1.チューナーの周波数のズレ
さて、まずはFMの周波数のずれの状況を確認します。Tomは既にFMアンテナを下ろしてしまっていますし、地デジの為にVHFアンテナもありません。そこで、スピーカーコードをTの字にして、簡易のアンテナを付けてFMの受信周波数の確認を行いました。

① FM仙台(77.1MHz) まずは、FM仙台です。FM仙台の周波数は、77.1MHzなのですが、77.05MHzで同調しているようです。アンテナがひ弱なので耳で中央値を感じ取ります。



② NHK 仙台FM (82.5MHz)
  そして、NHKFMです。こちらも82.5MHzに対し、82.45MHzで同調しているようです。

2.バラシ
さあ、それではバラします。

中はこんな感じです。

チューナー基板はこれですね。でも、トリマーコイルが沢山ありどれで調整が出来るか判りません。

3.サービスマニュアルをGET!
こんな時さ、サービスマニュアルがあればいいんだけどなぁ~。でも、FR-435のサービスマニュアルがあるわけないかなぁ~とおもいましたが、探してみたら、あっさり見つかりました。

中を探したらチューナーの周波数の調整の仕方が載っていました。

調整場所はL101の様です。

4.周波数の調整
それでは、このマニュアルの通りにL101を探してみます。
どうやら、これの様ですね。

1)調整の環境整備
それでは調整してみますが、アンテナ環境を少しでも改善したほうが良いですね。そこで、アンテナの片側を、引き込んでいるGNDに接続して、もう片方を垂直に垂らしてみます。

2)調整
環境が整ったところで、トリミングコイルを回して、周波数を振ってみます。
すると82.5MHzできちんと同調出来ました。

これで、チューナーの調整は完了ですね。
やはりサービスマニュアルがあると解決が早いです。
次回はアンプのアイドリング電流の調整を行います。
お楽しみに!