こんばんは、Tomです。いや~、今日も一日寒かったですね~。最低気温は-3℃、そして最高気温はわずか4℃と暖かくならない一日でした。もう、寒い日は6日間も続いています。そして、明日は更に寒くなって、最低気温は-8℃だそうです。
さて、今日の記事は、久しぶりに『TAD TL-1601b(15インチウーファー)のエンクロジャーの製作』で今回はその6となります。先週末の土日は、寒くてどこにも行けなかったので、1日半しっかりスピーカーエンクロジャーの製作を行いました。今日と明日はその模様をレポートします。
1.側板の本塗装
前回下地塗装した側板を黒艶消しに本塗装します。
1)側板の取り外し
まずは、前回側板にバッフルの固定板を接着していたので、そのバイスを取り外します。
2)下地塗装の研磨
塗装の前に下地塗装(ウレタン塗装)の表面を耐水ペーパーで研磨します。
表面がすべすべになりました。
その側板を新聞紙を敷いた床にセットします。気温が低いので、ペイントが伸びる様にストーブで室温を上げておきます。
これで塗装の準備完了です。
3)本塗装
本塗装を行います。ペイントは黒艶消しです。
2.バッフルの塗装
側板の塗料が乾く間、今度はバッフルの塗装を行います。
1)バッフルの研磨
バッフルの表面をサンダーで研磨します。
バスレフポート部の入り口のバリ取りも行います。
これで研磨完了です。
2)スピーカーの固定穴を開ける
塗装の前にスピーカーの固定穴を開けます。
今回、もともとのバッフルを貼り付けた理由は、この鬼目ナットを利用する事も目的にしていました。そこで、鬼目ナットの裏側から細いドリルで穴を開けます。
今度は、表のバリ取りを行います。
今度は、M5のドリルで穴を開けます。
位置出しがとっても簡単でした。
3)ワトコオイルで塗装を行う
バッフルは木の質感を出したいので、ワトコオイルで塗装を行います。
このワトコオイルは、数カ月前にターンテーブルを製作した時に使用した余りです。
1回目の塗装を行います。
約1時間後に余ったオイルを拭き取ります。
2回目の塗装を行います。
塗装の直後に400番のサンドペーパーでウエット研磨を行います。これをすることで表面がすべすべになります。
拭きっとった後は乾燥です。
3.バスレフポートのデッドニング
バスレフポートのデッドニングを行います。これには、今年の地震で剥がれた玄関のタイルを修復した時に使用したコンクリートボンドを使用します。その後使用していなかったので、まだタップリ余っています。
これでバスレフポートは大丈夫です。
4.持ち手の塗装
PAは野外など過酷な環境でも使用するので、持ち手が錆びてしまっています。これを再塗装します。
1)持ち手の取り外し
2)錆取
次に錆取です。結構錆びているので40番の荒いサンドぺ―パーで削り取り、その後番手の高いペーパーで仕上げます。
こんなに錆が取れました。
タッピングビスのさびも落とします。
3)洗浄
パーツクリーナーで錆を洗い落とします。同時に脱脂も行います。
4)塗装
側板で余った塗料で黒艶消し塗装を行います。
これで、週末の土曜日の午前中に実施したスピーカーエンクロジャー製作は終了です。
明日は、日曜日に実施したスピーカーの製作の続きをお送ります。
お楽しみに!