TAD TL-1601b(15インチウーファー)のエンクロジャーの製作 ーその7ー

こんばんは、Tomです。今日の最低気温の予報は-8℃でしたが、実際は-5℃でした。最高気温は5℃と寒かったけど、天気は良かったので、まあ程々の天気でした。
さて、今日の記事は昨日に引き続き『TAD TL-1601b(15インチウーファー)のエンクロジャーの製作』で、今日はその7となります。週末の日曜日一日かけて、ほぼ完成間近まで出来上がりましたが、工程が多いので、今日と明日の2回に分けてレポートします。

1.スピーカターミナルの取り付け板の変更
まずは、スピーカーターミナルの板をXLRやスピコンからバナナに変更するために、端子板を変更します。

1)古い端子板
この端子板は、XLRの穴です。

こちらは、スピコンの穴でした。

2)端子板を取り外す
端子板を取り外します。

3)新しい端子板を製作する
新しい板を切って端子板を製作します。
寸法を測定しましたが、どちらもピッタリと同じ寸法です。最初に切った時に正確に1/2だった証拠ですね。

このサイズで板を切りました。少し出っ張っているのは、スピーカー側が少しRになっているからです。

ベルトサンダーで角にRをつけます。

ほらね、ピッタリでしょう?

スピーカー端子を取り付けるためのφ5mmの穴を開けます。

4)端子板を塗装する
後は持ち手の2回目の塗装に合わせて、一緒に塗装します。

2.キャスターの穴を塞ぐ
塗装が乾く時間を利用して、コーキング材でキャスターの穴を塞ぎます。

これは、屋根の補修用に以前購入していた黒のコーキング材です。こんな時に役に立つとは・・・・・。

3.塗装が終了した端子板と持ち手を取り付ける
キャスターのコーキング処理をしている間に、端子板と持ち手の塗装が乾燥しましたので、これを取り付けます。

1)端子板の取り付け
端子板は、木工ボンドで接着します。

ボンドを平らに伸ばし、接着。

後は、硬化するまでバイスで固定します。

数時間置き、しっかりと硬化させました。

2)持ち手の取り付け
次に持ち手を取り付けます。

あれだけ錆びていた持ち手ですが、すっかり綺麗になりました。

4.ホーンドライバーの固定板を除去する
片側にはホーンスピーカーが付いていたので、そのドライバーを支える固定板が付いています。

これを取り除きます。

これで、左右同じ条件になりました。

5.バッフルの取り付け穴を開ける
バッフルの表面の塗装とダクトのコンクリートボンドが乾きましたので、いよいよバッフルの取り付け穴を開けます。

1)ケガキ
まずは裏側から細いドリルで穴を開けるためにケガキを行います。

2)下穴を開ける
裏側から3.5mmのドリルで下穴を開けます。本当は、もっと細い刃で開けたいのですが、細いと長さが短く、表面まで届きません。

2.5mmくらいの穴なら、裏側も綺麗に開くのですが、3.5mmで慎重に穴あけしても、表面がめくれてしまいます。

3)目隠し穴を開ける
表面が捲れましたが、それ以上の径のドリルで目隠し用の穴を開けます。

6.前半完了
これで日曜日の前半の作業は完了です。

段々、完成に近づきました。
機能的に言えば、ほぼこれで完成なのですが、エンクロジャーのフェルトカーペットの剥がれが気になります。
次回はその辺を中心に仕上げて行きます。
お楽しみに!