こんばんは、Tomです。今日の天気は、とても晴れ上がっていたのですが、外に出ると空気はとても冷たく、部屋の中は暖かいのに、外はとても寒い一日でした。
さて、今日の話題は昨日に引き続き『AMCRON (CROWN) パワーアンプ D-45の修理』で今回がその2となります。
前回はジャンクなD-45の様子をご覧頂きましたが、今回は修理をする前にあちこち修理をスタート為の環境を整えます。
1.ジャンクなD-45に交換部品
さて昨日ご紹介したD-45ですが、購入した方から交換部品なども頂きました。嬉しいですね。
2.ヒューズBOXを交換
まずは、ヒューズBOXです。
このヒューズBOXにはナットがありません。そこで、手持ちのヒューズBOXと交換します。
ところが、インチとミリの関係で、手持ちのヒューズBOXが入りません。
そこで、シャーシーは後で加工する事にして、まずはヒューズBOXを取り付けます。
3.XLRコネクタを交換する
次にノッチが壊れているXLRコネクタを交換します。
1)交換用のコネクタ
このコネクタは、交換部品に入っていました。
2)壊れたXLRコネクタを取り出す
まずは、半田吸い取り器を使用し、壊れたXLRコネクタを取り出します。
3)新しいXLRコネクタを取り付ける
新しいXLRコネクタを取り付けます。
ところが、取り付いていたXLRコネクタと取り付けるXLRコネクタは取り付け方式が異なるようです。
それでも何とか取り付きました。
4)入力アンプ基板も設置出来ました。
4.トランスの固定
次はトランスです。
トランスは、固定されていませんでしたので、これも固定します。
固定部材を探しましたが、交換部品の箱には無かったので、手持ちのM4、M5のロングビス&ナットで固定しました。
5.ヒューズをセットし電源投入
いよいよヒューズをセットし電源を投入します。
1)ヒューズをセット
これで修理をする環境が整いました。
2)電源ON!
いよいよ電源をONします。
スイッチON!
ヒューズも切れず、火花も出ませんでした。良かった~。
でも片チャンネルは、プロテクターが掛かった状態の様です。
さあ、これからが修理のスタートです。
次回は、まず修理の方針を立て、その方針に従って修理をしてゆきます。
お楽しみに!