AMCRON (CROWN) パワーアンプ D-45の修理 ーその6ー

こんばんは、Tomです。今日は3連休の最終日、天気は晴れたり曇ったりで、最低気温は0℃、最高気温は9℃とほどほどの日でした。今年は年明けから穏やかな年明けですね。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『AMCRON (CROWN) パワーアンプ D-45の修理』となります。年明けからこの記事ばかりで申し訳ございません。本日は、ボリュームの後のOPアンプ周辺の回路です。結果、大きな壁にぶち当たりました。今回の修理は中々難しいです。

1.入力ボリュームの後のOPアンプを確認する
昨日は入力の後のVRに問題がありCh2の信号が出ませんでしたが、なんとか解決!でも、VR後の信号レベルがCh1に比べて約半分です。それを追求して行きます。まずはVRの後のOPアンプから見て行きます。

1)電源電圧
OPアンプの電源電圧から確認します。電源電圧は±10Vです。

+10V


  • 10V

2)入力信号
入力信号を合わせます。

Ch1

Ch2

3)OPアンプの入力部
抵抗とコンデンサを通過した後のOPアンプの入力信号が違いました。

Ch1

Ch2

なんで-10Vになるのか?ここからが問題です。

2.OPアンプの周辺を確認する
OPアンプのCh2の足を回路から外し、OPアンプの周辺を解析します。

結果は殆どが-30Vです。

ファイナルトランジスタとの接続まで確認しても、-30V だらけです。
これは、困った。

3.怪しい部品を取り出し確認する

  • 30Vになる原因となる怪しい部品を取り出し確認しましたが、どれもヒットしませんでした。

今回の修理の謎解きは結構難しいですね。
どの部分が-30Vにしているのか???
かなり難しいです。
ここで一旦修理を止めて、頭を冷やします。
次回をお楽しみに!