DACのRCAジャックの交換

こんばんは、Tomです。今日は寒かったですね~。天気は曇り、最低気温は-2℃、最高気温は6℃とほんとに寒かったです。在宅勤務をしていましたが、手先はとても寒かったです。
さて、年末Tomのオーディオシステムが完成したのですが、年が明けてから、DACRCAコネクタが壊れてしまいました。先週、XLRコネクタで中継ケーブルを製作したのですが、セミリジットケーブルの良さが全然出てこなくなりました。そこで、今日はDACRCAジャックを交換する修理を行いました。お陰様で、だいぶ良くなりました。

1.TomのDAC
これがTomのDACです。中華製ですが、ES9038Proチップを搭載しています。その上OPアンプはOPA627に変更していますので、なかなかいい音が出ます。

今年に入ってRCAコネクタが壊れてしまいました。

そこで、先週XLRコネクタで中継ケーブルでセミリジットに接続しましたが、以前の音とは異なります。

2.ばらし
それでは早速ばらします。

1)TOPカバーのバラシ

2)コネクタを外す

3)リアパネルのコネクタのビスとナットを外す

4)基板のビスを外す

これでPCBがはずれました。

3.RCAジャックをはずず

コネクタを外したら、半田吸い取り器で半田を吸い取ります。

4.接続ハーネス処理
1)交換用コネクタ
新しく取り付けるのは、基板直付けタイプではありません。

2)接続ハーネス
そこで、基板からコネクタ迄のハーネスが必要です。そこで手持ちのケーブルの中からFUJIKURAの3DFBの同軸ケーブルを材料にします。

芯線

GND線

3)ハーネスを基板に半田付け

5.ハーネスをコネクタに半田付け

いよいよハーネスをコネクタに半田付けします。

1)サイドパネルのバラシ

コネクタに半田付けしやすいように、サイドパネルを外します。

2)コネクタに半田付けする

ショートと絶縁をテスターで確認します。

6.組付け

7.動作確認
さあ、動作確認を行います。

クラシックを流して音の透明度を確認します。



音はかなり復活しました。
後は一週間エージングをして完成です。
お楽しみに!