AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理 ーその9ー

こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き、曇り空で最高気温は4℃と小寒い日でした。早く太陽が見たいですね。明日は少し晴れ間があるかもしれません。
さて、今日の記事も『AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理』の話です。毎度同じような記事ばかりで、しかも進展が少なくて、大変申し訳ございません。もう皆さん飽きたでしょうね。Tomも出口が見つからず、ちょっとしんどくなってきました。前回は、音声入力からOPの入力迄をの部品と回路を確認しました。今回はOP以降のトランジスタを確認し、Lチャネルと交換実験を行います。

1.OPアンプの出力直後のトランジスタ
まず、OPアンプ直後のトランジスタを取り外し、計測器で確認します。

Lチャネルのトランジスタと交換して、音声を確認します。

結果は変化なしです。

2.その後のトランジスタ
次はその後の、トランジスタです。

結果、これも変化なしです。歪は取れません。

3.次々トランジスタを確認する
この作業を延々続けます。
後は同じ作業なので、簡単に報告します。

ダメです。

次です。

ドライブ基板で信号系の最後のトランジスタです。

OPアンプからドライバー基板の出口までの信号系のトランジスタを全て取り出し、生死を確認し、Lチャネルのトランジスタ男と交換実験をするという地道な作業を延々続けましたが、結果、全てのトランジスタは問題なく、歪は取れませんでした。



今回は残念ながら歪の元を探すことが出来ませんでした。
全く動かない箇所があるのであれば、オシロスコープなどで場所を絞り込む事が出来るのですが、下手に動くし、歪の波形があちこちにあるので、この様な地道な交換実験しかないのです。
次回は、OPアンプ以降のフィードバック回路がらみの部品を確認します。
お楽しみに!