AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理 -その11-

こんばんは、Tomです。今日は、最低気温-4℃、最高気温は7℃で一日中晴れで穏やかな天気でした。だんだん陽も長くなり、少しずつ春を感じますね。
さて、今日の記事は、『AMCRON(CROWN)のメインアンプ D-75の修理』です。回数もその11となり、いよいよ大詰めです。
しかし、途中で思わぬトラブルがあり、残念ながら修理は中断となってしまいました。

1.C224 72pFの確認と交換実験
まずは、C224(R)とC114(L)です。このコンデンサの容量は72pFです。

取り出して確認すると、62pFでしたが、まあ問題なしです。

交換実験をしてみます。

結果、歪は無くなりませんでした。

2.C222 0.01μFの確認と交換実験
続いてC222です。容量は0.1μFです。

これも問題なしですね。
交換実験の結果も問題なしです。

3.C216 0.01μFの確認と交換実験
次がC216で0.01μFです。

これを取り出す前にリードに熱を加えた途端、リードが取れました。

これか?と思いましたが、この部品はL側の部品です。
R側のコンデンサの容量を測ると、問題なしですね。

交換実験を行う為に、手持ちのフィルムコンデンサを取り付け、歪の確認をおこないました。

4.C211 5PFの確認と交換実験
C211です。容量は、わずは5pFです。
これを取り出そうとしたら、ポロポロと本体からリードが取れました。

反対側のL側のコンデンサを取り出そうとしたら、それもポロポロと壊れてしまいました。
なんとなく、このコンデンサが怪しいです。

しかし、Tomの手持ちのコンデンサで一番容量が少ないのが、68pFですので、部品が無く歪の確認が出来ません。
致し方ないので、すぐにAmazonに部品を発注しました。
部品が来るまでしばしお待ちください。
お楽しみに!