CROWN D-150Aの修理 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中曇り、その後晴れましたが中々気温が上がらず、その後また曇りになり、その後寒々しい日となりました。
さて、今日は久しぶりに修理ライフの記事です。CROWN のパワーアンプ D-150Aの修理の依頼がありました。故障の症状は、音が歪むという内容とLEDが点灯することです。今回はその1で症状の確認とバラシです。

1.依頼を受けたCROWN D-150A
これが修理の依頼を受けたCROWNのパワーアンプD-150Aです。
これまで、TomはCROWNのD-45、D-75Aのアンプの修理を行ってきましたが、D-150Aの修理は初めてです。

さて、どんなアンプなんでしょうか?

2.症状の確認
さて、まずは故障の症状の確認を行います。

スイッチON!

おっといきなりアラームのLEDが点灯です。

もう、これは壊れているのでばらして回路を確認する所から始めるしかないですね。

3.バラシ
それでは早速バラします。D-150Aをばらすのは初めてなので、勝手がわかりませんがとにかくやってみます。

1)電源部のカバーのバラシ
まずは電源部のカバーをバラします。

2)アンプのメイン基板の部のカバーのバラシ
続いてパワーアンプのメイン基板のカバーのバラシです。

なんだか構成が普通のアンプじゃないですね~。なんか変な構成ですね。

3)フロントパネルのバラシ
フロントパネルのバラシを行います。

この下にも何かしら回路がありますね。

4)ボリュームのバラシ

5)コンパレータとLED基板のバラシ

6)電源スイッチユニットのバラシ

これでフロントパネルを取り外す事が出来ました。

4.修理の準備
これから修理を行いますが、その為の準備を行います。
宙ぶらりんになるコンパレータ、LED基板が他の部位に触ってショートしないよう基板の半田面をカバーします。

これで、これからの修理の準備が整いました。



次回はいよいよ基板の電源と信号を追いかけます。
次回をお楽しみに!