CROWN D-150Aの修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は一日中晴れ。とてもいい天気でした。でも、最高気温はわずか11℃。あまり暖かくなりませんでした。でも、明日は20℃迄上がるそうです。楽しみです。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『CROWN D-150Aの修理』で、今日はその2となります。
前回は、D-150Aの修理をするために、バラシを行いました。今回は、メイン電源+40VとOPアンプの電源±10Vの確認です。

1.電源の確認
まずは電源の確認を行います。
電源ON!

1)+40V

2)-40V

電源は問題なしですね。

2.OPアンプの電源確認
次にOPアンプの電源である±10Vの確認を行います。

1)OPアンプのピンアサイ
これがOPアンプです。

そして、これがOPアンプのピンアサインです。7Pが-10V、14Pが+10Vです。

2)OPアンプの電源を確認
OPアンプのピンアサインもわかりましたので、早速OPアンプの電源を確認します。

①+10V

+10Vは大丈夫ですね。

②-10V
続いて-10Vです。

おおーっ!-10Vの波形が異常です。
これがおそらく問題です。

3.OPアンプの出力の確認

  • 10Vの電源がおかしいので、当然OPアンプの出力もおかしいと思います。

一応OPアンプの出力を確認します。
出力は1番ピンと13番ピンです。

アラームのLEDはOPアンプの出力の異常をコンパレータで判断してLEDを点灯させます。
この波形なら、間違いなくLEDは点灯することになります。

  • 10Vの電源が異常です。ツェナーダイオードがまず怪しいです。

次回は-10Vのツェナーダイオードを交換し、動作を確認することにします。
次回をお楽しみに!