CROWN D-150Aの修理 ーその8ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は晴れになりましたが、風は冷たく余り気温は上がりませんでした。でも明日からほぼ一週間はお天気の様ですので、週末は桜が満開でしょう!花見!花見!楽しみですね!
さて、今日の記事も毎日夕食後に1時間行っている修理の記事で『CROWN D-150Aの修理』です。昨日は、ほぼ一日かけてアンプ基板の再ハンダを行いました。今回は基板の半田の状態をチェックして、ハーネスを配線、組付けし、動作確認を行います。
さて、D-150Aは復活するでしょうか?

1.再ハンダの半田面を確認、メンテする
昨日、再ハンダしたアンプ基板の半田がきちんと濡れて、接点が不良が無いかを確認します。

1)拡大レンズで目視確認

2)ちょっと怪しい部分を追い半田

3)マイクロスコープでダメ押しの確認

これで、再ハンダは確認も含めて終了です。

2.ハーネスの設置
ハーネスを半田付けします。
ハーネスを取り外すときに全て写真を撮っていたので、それをモニタに拡大し、位置をきちんと確認しながらハーネスを半田付けします。

3.組付け
組付けします。

4.動作確認
いよいよ動作確認です。
きちんとすべてのリードの接点を磨き半田付けもしたし、パターンのショートなどのチェックもしたし、壊れたダイオードも交換したので、煙が出るような事はないと思いますが、なにせ基板のすべての部品の再ハンダをしいているので、最初に火入れ(電源ON)はドキドキします。

スイッチON!
火は噴きませんでしたが、相変わらずアラートLEDが点灯しました。

電源を確認します。

やっぱ-10Vの異常波形は直りませんでした。

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再ハンダを行い、故障したダイオードも交換しましたが、残念ながらD-150Aは復活しませんでした。
この電源の異常波形は何が原因なのでしょう?
今一度回路図をにらめっこして考えます。
次の推理はどうなるか、楽しみです。