こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中曇り、そして午後はついに雨が降り出しました。これは台風30号の影響ですね。この天気は来週の月曜日迄続きます。
昨日は大学の同級生と仙台で6年ぶりに再会し、一緒に呑んだのでブログをお休みしました。読者の皆様大変申し訳ございませんでした。
さて、本日の話は、先日の行った『YAMAHAミキサー MG32/14の修理 』のフォローの話です。先日、修理を行って基本的な確認はしたものの、細部までの確認は出来ませんでした。そこで、実際にライヴで使用して頂き、不具合箇所が発覚したので、ミキサーを引き上げ再修理を行いましたので、その内容をレポートします。
1.出戻りのMG32/14の動作確認
これが先日修理したMG32/14です。
先日納品した後、実際にライヴで使用して頂き不具合箇所が発覚したので、引き揚げました。

不具合の内容はGROUP2の音声が出ないという事でした。
そういえばTomが修理後の確認を行った時、GFROUPは1-2、3-4、STEREOという単位で確認を行ったので、GROUP2単独での確認はしておりませんでした。
早速マイクとヘッドフォーンで動作を確認します。

1)GROUP1の音声の確認
まずは問題が発生していないGROUP1を確認します。


GROUP1は全く問題がありません。
2)GROUP2の確認
次に問題が発覚したGROUP2の動作を確認します。
① チャンネル1での確認
まずは先ほど使用していたチャンネル1でのGOROUP2の確認です。

この状態でGROUP2のフェーダーを上げましたが、確かに音声が聞こえません。
② チャンネル25での確認
GROUPはバス形式になっていて、基板1~4をハーネスでジャンパーしています。そこでバスのジャンパー線の不具合があるのかどうかを確認するために4枚目の基板のチャンネル25で動作を確認しました。

すると、チャンネル25でも音声が確認出来ませんでした。

チャンネル32でも同様に音声を確認出来ませんでした。

という事は、GROUP2の不具合はメインフェーダーの基板(4枚目の基板)にあるという事が判りました。
2.ボトムカバーのバラシ
それではバラシを行いますが、出来るだけ最小限のバラシに留めたいですね。そこで、まずはボトムカバーのみをばらします。




3.GROUP2の基板上の目視確認
それではまず、GROUP2の基板上の状態をマイクロスコープで確認します。


マイクロスコープの画面では問題なさそうです。
そこで、今度はマイクロスコープをPCに接続し、PCの大きな画面で確認します。
特に確認したいのは3つのOPアンプ周辺です。





マイクロスコープで確認した状態では問題なさそうです。
4.INPUT I/Oのコネクタの確認
次に疑われるのは、初段から一旦INPUT I/Oのコネクタに行き、そのコネクタから次段の回路に入りますので、そのコネクタの接触不良が疑われます。そのコネクタの接触部分を洗浄して動作を確認します。



ここも問題ない様です。
5.リアコネクタ基板とのコネクタの確認
残されたのは先ほどのリアのINPUT I/Oのコネクタの基板とメインフェーダーの基板をジョイントしているコネクタとハーネスの接触の確認です。
1)電源ユニット、コントロール基板のバラシ
これを確認するためには、電源ユニット、コントローラ基板など様々なユニットをばらさなくてはいけません。
Tomが一番やりたくなかった作業ですが、確認するためには致し方ありませんね。
① 電源ユニットのバラシ



② 電源トランスのバラシ


③ コントローラ基板、ユニットのバラシ



これでやっとリアコネクタの基板とメインフェーダーを繋ぐコネクタとハーネスにアクセスすることが出来ました。

2)コネクタのハーネスを外して確認する
GROUP2の回路が行き来するコネクタに接続するハーネスを取り出し確認します。


このコネクタに接続されているハーネスを外します。
このコネクタのハーネスを外してみたら・・・・・ビンゴ!

このコネクタは、ハーネス直付けなので、すべてきちんとフォーミングして1つ1つ慎重に設置していったはずなのですが、GROUP2のハーネスだけ1本曲がっていたようです。情けない!
3)ハーネスをきちんと設置する



6.組付け、動作確認
原因は確認出来、ハーネスはきちんと接続できました。
1)組付け
でも、確認するためにはまた組付けないと行けませんので、再組付けを行います。







2)動作確認
ボトムカバーを取り付ける前に、動作を確認します。


動作はOKです。
3)ボトムカバーの組付け
動作が確認出来ましたのでボトムカバーを組付けます。




これで、出戻り修理が完了しました。
うまく復活出来て良かったです。
全ての部品をメンテナンスをしたので、今後もどんどん活躍してほしいですね。
楽しみです!













































































































































































