ダイソン掃除機 DC46のヘッド修理

こんばんは、Tomです。今日は久しぶりに朝から晴れて、とても暑くて最高気温は33℃でした。このところ秋らしくなったと思ったら、また夏に逆戻りです。三寒四温の逆ですね。
さて、今日の話は、久しぶりに修理ライフの記事です。このところ、家のダイソンの掃除機の調子が悪く、カミさんはそろそろ新しい掃除機を買ってほしいと言っています。新しい掃除機を買う前に、Tomが一度掃除機を見てみることにしました。故障の症状はタービンヘッドがうまく回転しない不具合です。さて、うまく修理が出来るでしょうか?

1.ダイソンDC46のタービンヘッド
これが我が家のダイソンの掃除機DC46のタービンヘッドです。

最近このヘッドの回転ブラシが回ったり、回らなくなったりします。

このヘッドの回転ブラシは、モーター駆動ではなく、吸い込みの力でタービンが回りその回転力でブラシが回る構造です。なので電気的な不具合ではありません。

2.通常のメンテナンスのヘッドのバラシ
それでは吸引ヘッドをばらします。

1)回転ブラシのバラシ
まずは回転ブラシをばらします。これはコインで簡単にバラせます。

2)メンテナンスカバーのバラシ
続いて、通常のメンテナンスカバーのバラシを行います。ここ迄は主婦がメンテナンスするためにコインでばらせます。

3.本格的なヘッドのバラシ
さあ、ここからはサービスマンがばらす工程となります。ヘッドを組付けているのは星形ビスですので、通常のドライバーでばらせません。そこで、特殊な星形ドライバーでばらします。

1)ヘッドの底のバラシ

2)ヘッドの付け根のバラシ

ここの金属の丸い球とバネをなくさないでください。

3)ヘッドの透明ケースのバラシ
続いてヘッドの透明カバーのバラシです。

透明カバーは、下から上に押し上げると割と簡単に分離できます。

4)タービンユニットの取り出し
ヘッドからタービンユニットを取り出します。

3.タービンユニットのメンテナンス
取り出したタービンユニットのメンテナンスを行います。

1)回転ブラシの軸のバラシ

軸はラジオペンチでかなり力を入れないと外れないです。

2)回転ブラシの軸の清掃
回転ブラシの軸はごみが絡まっていますのでそれを除去します。

その後潤滑剤を塗布します。

3)タービンの固定ビスを緩める
タービンの固定ビスを緩めます。

緩めたタービンの隙間から潤滑剤を注入します。

4)タービンの裏側のほこりを除去する

タービンの裏側には、埃が溜まっていますので、これを除去します。

5)タービンを組付ける

これでタービンのメンテナンスは完了です。

4.洗浄
ヘッドを組付ける前に、タービンユニット以外のヘッドのパーツを洗浄します。

5.乾燥
洗浄したパーツを給水パッドに並べ、水分を取り除きます。

次にドライヤーで、水分を飛ばします。

6.組付け

これでタービンヘッドは奇麗になり、そして元通りになりました。

7.動作確認
いよいよ動作確認です。



スイッチON!
タービンヘッドは、勢いよく回るようになりました。
これでダイソン掃除機DC45のタービンヘッドの修理は完了です。
暫くは安泰ですね。