こんばんは、Tomです。今日の天気は、晴れ時々曇りでしたが、最高気温は20℃迄しか上がりませんでした。晴れてもこの気温は、やはり本格的な秋ですね。
さて、今日の記事は、久しぶりに修理ライフの記事で、『SONYのカセットデッキ TC-4300SDのリベンジ修理』です。以前修理したTC-4300SDを依頼者に送りましたが、ついにキャプスタンモーターが回転しなくなりました。そこで、もう一度戻してもらい、リベンジ修理を行いました。今回はその1でTC-4300SDをばらします。
1.出戻りのTC-4300SD
これが修理後に出戻りしたSONYのカセットデッキTC-4300SDです。
電源を入れて、動作を確認します。
そして、再生ボタンを押下しましたが、モーターが回転しません。
やはりだめですね。
2.バラシ
そうと分かったら早速いつものようにばらします。
1)トップカバーのバラシ
2)つまみのバラシ
3)フロントパネルのバラシ
4)カセットユニットのバラシ
これバラシが完了です。
3.モーター駆動スイッチの確認
取り出したカセットユニットのモーターをONするための駆動スイッチの導通を確認します。
スイッチは問題なしです。
4.モーターを手で回してみる。
スイッチが問題ないので、今度は負荷を軽くした状態でモーターを手で回してみます。するとモーターが回転し始めました。
5.1週間モーターを回す
モーターが回転しなくなるのは、ローターの電極とブラシの接点の導通が悪くなり回転しなくなります。
そこで、この状態で1週間回転させ、接点を復活させます。
次回は、1週間後に動作を確認します。
さて、1週間モーターは回り続け、接点は復活するのでしょうか?
楽しみです!