こんばんは、Tomです。昨夜は、突然の地震でびっくりしましたね。でも、Tomの町は震度3と比較的小さめの揺れでしたので、地震そのものよりもスマホから流れた地震の警報の方がビックリしました。だって久しぶりですからね。
新潟と山形の皆様、お見舞い申し上げます。
さて、今日の話題も昨日に引き続き、Panasonicのオーディオアナライザーの修理の記事です。
最終的にはROM、RAMもすべて取り外し、パターンを追いかけるので、S-RAMとラッチの74HC373の部品は手配済みで、到着待ちです。
そこで、その間にICを取り除かない状態の最小の修理を試みます。
直れば儲けもんです。
1.クロックのリードの接触
まず、I/Oが止まったままですので、なんだかクロックが動いていないような感じです。
オシロで波形を確認したら、案の定クロックが動いていませんでした。
そこで、クロックの足の再はんだを実施しました。
2.S-RAMの足の再はんだ
クロックは別として電解液で腐食している場所として一番怪しいのがこのS-RAMです。
S-RAMは足が腐食しているので、交換する予定ですが、まずは基板と足との間を再はんだしてみます。
3.バックアップ電池の取り付け
ついでにバックアップ電池を取り付けます。
これで直るわけではありませんが、どっちみち後で付けるのも、今取り付けるのも一緒ですから、やれることはやっておきます。
4.動作確認
まあ、全然直ることは期待していませんが、部品を交換する前の最後のあがきをやってみました。
基板を取り付けて、
スイッチON!
やっぱり駄目ですね。
後は部品が来たら、きちんと時間を作って修理します。
クロックは何が原因で動かないのでしょうかね。はやりパターンの腐食でチップコンデンサとの接触不良なのだろうか?