頂いたLINNの機器の復活!ープリアンプLK-1の復活ーその5ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中曇り空、そして午後2時頃からとても良い天気になりました。最高気温は27℃と過ごしやすい天気でした。明日は、一か月ぶりのゴルフですが、天気は良い様です。
さて、今日の話題は、2カ月振りに『頂いたLINNの機器の復活!ープリアンプLK-1の復活』の記事です。前回はトランジスタファストリカバリーダイオードを注文しましたが、半導体不足で2か月待ちでやっと部品が納入されました。そこで今回はいよいよスイッチング電源の修理を行います。

1.部品待ちだったスイッチング電源
これが、約2か月間部品待ちだったIKEMI用のスイッチング電源です。

部品待ちだった箇所をご紹介します。

1)ファストリカバリーチップダイオード

2)チップ抵抗

3)チップFET

2.部品の除去
部品を交換しますが、まずは部品を取り出します。

1)ファストリカバリーダイオードの場所の半田吸い取り

サンドペーパーで研磨します。

2)電解コンデンサの除去
チップ抵抗の交換をする上で、大変邪魔な一次側の電解コンデンサを除去します。

3.チップ部品の除去
1)チップ抵抗

2)チップダイオード

3)FET

4)基板を研磨

これで交換の部品は除去できました。

4.その他の半導体と抵抗のチェック
ショートした半導体とオープンになった抵抗を除去しましたので、他の半導体とチップ抵抗の確認を行います。

5.部品の取り付け
さあそれでは部品を取り付けます。

1)チップ抵抗

2)チップダイオード

3)チップFET

4)ファストリカバリーダイオード

5)電解コンデンサ
本来はこの電解コンデンサは問題ないのですが、ついでに電解コンデンサも交換します。

6.部品の戻し
部品の交換が終了しましたので、一度取り外した一次側の電解コンデンサとスイッチングトランスを戻します。

修理完了!

7.動作確認
さあ、いよいよ動作確認です。
電源ON!

ダメでした。
一次側の整流までは正常なのですが、その後サイリスタが発振していません。



これかな~。早速注文しました。
でも、また納入まで時間が掛かります。
次回迄約1か月掛かりますね。
その間は別の方法でLK-1を確認しますね。
お楽しみに!