DENON MDプレイヤー MDM-1600の修理 ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日も天気が良く、最高気温は19℃でした。今年の夏の長期予報では11月までは温かいという予報でしたが、予報は本当に当たりました。明日も天気が良く、Tomの町では21℃迄上昇する様です。
さて、今日の話題は、昨日に引き続き修理の記事ですが、今日は『DENON MDプレイヤー MDM-1600の修理』の話です。昨日迄は、CDプレイヤーの修理でしたが、交換ピックアップの納入は時間がかかりますので、その間にMDプレイヤーの修理を行いました。さて、MDはどの様な故障なのでしょうか?

1.故障の状況確認
まずは、修理依頼品のMDプレイヤーの故障の状況を確認します。

1)電源ON
電源を入れてみます。

2)MD挿入
次にMDを挿入して、読み込みの確認を損ないます。
結果、TOCリードが出来ません、これはCDプレイヤーの時と同じですね。

ディスクはEJECTされました。

2.バラシ
さあ、いつもの様にバラシを行います。

1)TOPカバーのバラシ

これが、中身です。DCD-1650AZとはだいぶ作りが違いますね。
トランスも一つだし、中身はスカスカです。

 

2)フロントパネルのバラシ
次は、MDユニットを取り外しやすいようにフロントパネルを取り外します。
このフロントパネルは、全てが1ユニットになっているため、とてもバラシが簡単です。

3)MDドライブの取り外し

4)MDドライブのTOPカバーのバラシ

5)基板のバラシ
ボトムにある基板をバラします。

3.レンズのクリーニング
ここまでばらしても、MDドライブはCDドライブとは異なり、簡単にピックアップにアクセスできません。
致し方ないので、横の隙間からMDピックアップレンズの清掃を行います。

ネットで調べたら、CDのピックアップと比較し、MDのピックアップは結構高いです。レンズクリーニングで動けば御の字ですね。

4.動作確認
それではMDを挿入し、動作を確認します。

おおーっ!MDドライブが復活しました。

5.組付け

一応、動作を再確認します。

OKですね。

6.洗浄
洗浄します。

1)フロントパネル

2)リアパネル

3)TOPカバー

組付け完了!

これで、MDプレイヤーの修理は完了です。
今回は、レンズクリーニングレベルで復活出来て良かったです。
後は、CDピックアップ待ちとなります。
次回のCDプレイヤーの修理をお楽しみに!