LINN CLASSIK Musicのメンテナンス

こんばんは、Tomです。今日の天気は、朝少し雨がぱらつき、その後は一日中曇り空でしたが、最高気温は28℃でモヤモヤした天気でした。シャインマスカットの屋根が間に合って良かったですね。
さて、今日の記事はブログの読者の方からの修理依頼でLINN CLASSIK MUSICというCDレシーバーの修理の話です。このCLASSIKは、最近CDの読みが甘くなったという事でしたが、動作確認結果は如何でしたでしょうか?

1.修理の依頼を受けたLINN CLASSIK Music
これが先日Tomのブログの読者の方から修理の依頼がありましたLINN CLASSIK MUSICです。
症状は、CDの読みが甘いという事でした。

2.動作確認
それでは、早速動作を確認します。

1)CDの動作確認
それではCDの動作を確認します。読み込むCDは、Tomが中国に駐在した時に購入した中国製のCDとCD-Rとあえて条件の悪いCDを使用します。

① 中国製のCD

読み込んでいる様です。

出力の確認をする為にのCDラジカセを接続し、LINE OUTの音声の確認を行います。

② CD-Rの確認

基本的にCDの読み込みは問題は無いようですが、CD-Rの場合は時々CD読み込みが悪い様です。

トラックを切り替えてみます。

CD-Rはトラックが外側に行くと読み取りの不具合でノイズが出るようです。

3.本体をばらす
それではCDユニットをメンテナンスるために、本体カバーをばらします。

1)TOPカバーのバラシ

2)フロントカバーのバラシ

4.CDユニットをばらす
続いて、CDユニットを本体からバラします。

1)トレーオープン
手でトレーをオープンします。

トレー開閉のベルトの伸びは問題なしです。

2)CDメカの取り出し

3)CDメカのバラシ

5.CDメカのメンテナンス
それではCDメカのメンテナンスを行います。

1)ピックアップレンズの洗浄

2)走行系へ潤滑剤注入

3)CDユニットの組付け

6.電源部の確認
LINN CLASSIKはスイッチング電源のチップコンデンサの液漏れパターンが溶けてダメになるケースが多いのですが、この個体は、既に設計変更が行われており、チップ電解コンデンサは、普通の電解コンデンサに変更されていました、

7.組付け

8.動作確認
TOPカバーを取り付ける前に最終段階での動作を確認します。

1)CDファンクション

大丈夫です。

9.組付け・仕上げ

これでLINN CLASSSIKのメンテナンスは終了です。
今回はメンテナンスだけでOKでした。
数年後にピックアップユニットの部品交換があれば喜んでお受けします。
このLINN CLASSIKもとても良い商品ですので、末永くお使いください。