梅雨に向けたシャインマスカットの棚の屋根作り

こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中曇り空、そして午後2時からついに雨が降り出しました。畑の作物にとっては恵みの雨ですね。やっと梅雨らしくなってきました。
さて、今日の話は、梅雨に向けたシャインマスカットの棚の屋根の製作の話です。野菜や花にとっては恵みの雨なのですが、シャインマスカットなどのブドウにとって雨は、ベト病、黒糖病などの細菌系の病気になってしまいます。本来ならビニールハウスの中でブドウを栽培すれば良いのですが、趣味のシャインマスカットの為にビニールハウスの投資は出来ません。そこで、当初は単管パイプで路地栽培をする予定でスタートしたのですが、YouTubeなどの動画を見ると、雨に当たると病気になりやすいのでさすがに怖くなりました。そこで、昨日の午後と今日の朝で低コストでシャインマスカットの雨除けの屋根を作りました。

１．現在のシャインマスカットの棚
これが現在のシャインマスカットの棚です。1.5m✖6mの面積、高さは2mの単管パイプで棚を作っています。
これにどうやって低コストで屋根を掛けようか、これまで色々と頭の中で様々なシミュレーションをしてまいりました。

２．シャインマスカットの屋根の構想
そこで、毎日寝ながら考えたのは、今の棚に50cm高さを高くして、現在ある６ｍ側の単管パイプを2.5m迄持ち上げ、そのパイプにキュウリ栽培用のパイプを這わせて、その上にビニールを掛ける方法です。
これなら、1.5万円位で屋根がかけられそうです。

３．高さを50cm延長する
それでは、まず６本ある柱の高さを50cm高くするために、3mの単管パイプを購入してきました。柱は6本あるので50cm✖6本でちょうど3mです。

１）延長パイプの切り出し
まずは3mのパイプからグラインダーを用いて50cm✖６本のパイプを切り出します。

最後にバリを取ります。

これで、延長の材料が揃いました。短いのは単管パイプを繋ぐジョイントです。

２）単管パイプの柱に延長パイプを設置する
次に現在の棚の柱に、ジョイントで50cmのパイプを繋ぎます。

まずは片側の3本設置。思っていたよりも簡単に延長出来ました。

そして、反対側の三本の柱にも延長パイプを設置しました。

楽勝～！楽勝～！

３）横バーを2.5mの高さまで持ち上げる
ところが、とても大変だったのが、次の工程です。
6mの単管パイプはとても重く、左⇒中⇒右⇒中⇒左というように、少しずつクランプを緩めては上げるという作業を繰り返しました。しかも、移動する時は必ず脚立が必要なので、とても面倒でした。

やっとのことで、南側の横バー（梁）が2.5mまで上がりました。

そして、同じやり方で反対側の横バーも2.5mの高さまで持ち上げました。

昨日の炎天下の下での作業でしたので、これだけでかなり汗だくになり体力を消耗しました。

４．屋根の骨組みの設置
次は2.5m高くした横バー（梁）に針金で20本のパイプを設置しました。
固定は園芸用の針金で、骨組みは左右1セットで798円のキュウリ棚用のパイプです。
後で再利用できるように、切断せずに使用します。10セット（20本）のパイプを設置しました。
この作業も一本ずつ左右を脚立に登り、固定しては移動、固定しては移動の繰り返しでした。2人でやればとても簡単で、短時間に終わるのですが・・・・・結構面倒でした。

それでも、夕方6時までには、屋根の骨組みまでは完成です。

５．ビニル設置の準備
今朝は6時に早起きし、涼しいうちにビニールシートを貼りました。

１）一人でビニールを張るための段取り
一人でビニールを張るために段取りを考えました。
一人で綺麗にビニールシートを貼るためには、骨組み１本ずつに一つ一つパッカーで固定する方法が確実です。
でも、一人で2.3m✖8mの大きなシートをしわ無しで貼り付ける方法は・・・・・・・・
そうです、マルチで残った心材にビニールを巻き付けて使用するのです。