LINNプリアンプ KAIRNのメンテナンス −その2−

こんばんは、Tomです。今日は、朝から雨。いやな天気でした。でも、午後から少しずつ回復し、夕方は夕焼けが見える様になりました。明日は晴天でしょう!

さて、昨日から始まったLINNのプリアンプ KAIRNのメンテナンスです。昨日はフロントパネルの電解コンデンサと、バックアップバッテリーの交換を行いました。

今日のメンテナンスは、昨日の動作確認と、メインボードの電解コンデンサの交換です。

1.フロントパネルの動作確認
1)フロントパネルを取り付ける
まずは、フロントパネルを仮止めします。

2)動作確認
次に、動作を確認します。電源をONすると・・・。きちんと動作を確認出来ました。

2.メイン基板の取り出し
動作が確認できましたので、今度は、今日のメインのメンテナンスである、メインボードの電解コンデンサの交換です。
そのためには、まずはメインボードを取り出さなければなりません。

1)電源トランスの取り出し
まずは電源トランスを取り出します。

2)アース端子を取り出す
アース端子を取り外します。

3)メイン基板のビスの取り外し

4)リアパネルのビスの取り外し

これで、メイン基板は取り出せました。

3.電解コンデンサの準備
いよいよメイン基板の電解コンデンサを交換します。
その前に電解コンデンサの在庫を確認します。

メインボードで使用する電解コンデンサは、22μF16Vと220μF16Vです。

さて、Tomのコンデンサの在庫ですが、昨日も紹介しましたが、22μF50Vは沢山ありますが、220μF35Vは10個しかありません。

基板にはこんなにコンデンサがあるんです。

そこで、いろいろと探しましたら、220μF50Vがありました。これで一安心。

4.電解コンデンサの交換
それでは早速電解コンデンサを交換しましょう!

1)まずは電源ブロック
まずは、電源ブロックの電解コンデンサから交換します。

2)その隣のブロック

3)次にメインボードの真ん中のエリア

4)最後のブロック

5.コンデンサの交換完了
これで、メインボードの電解コンデンサの交換は完了です。

こんなにコンデンサを交換しました。

あとは、動作を確認して終了です。
今週末には完了です。