リビングのインバーター照明の修理

こんばんは、Tomです。今日は午前中暑かったのですが、午後は曇り、そして夕方は雨模様でした。久しぶりの雨、嬉しいです。でも、また草が伸びそうです。

今日は朝5時から6時まで共同墓地のお盆前の草刈り、そしてその後6時半から7時半まで丸山城跡の参道の草刈り、そしてその後8時までは、自分の土地の草刈りを行いました。
さすがに疲れたので、その後は家の中で過ごしました。

さて、昨日は、リビングのエアコンの洗浄を行いとてもスッキリしました。でもリビングの問題はもう一つあり、リビングのメイン照明のサークラインが最近調子が悪いのです。これはこれまで経験した通り、インバーター電解コンデンサの寿命だと思います。そこで今日の日中はこれの修理をすることにしました。
この照明は多機能な照明です。当時は結構高かったのですが、リビングにと少し奮発したものです。

1.照明の取り外し

まずは照明を取り外します。

結構な重量があり、ビクビクしながら取り外しました。

2.埃の清掃

23年間一番下のカバーしか清掃していなかったので、想像はしていたけど結構な埃です。これをブラシと掃除機で清掃します。

それなりに綺麗になりました。

3.バラシ

埃がなくなり扱いやすくなったところで、早速バラシです。

ここまでバラし基板を見てみると、いつものインバーターの基板ではありません。おそらくこれは、補助ライトの調光回路だと思います。

そこで、蛍光灯周辺をばらします。

出てきました。これが蛍光灯のインバーター基板です。

この基板を取り出します。

これで基板を無事捕獲しました。

4.電解コンデンサの交換

それでは、インバーター基板の電解コンデンサの容量を確認しながら一つ一つ交換してゆきます。

このインバータ蛍光灯の為に、Tomは以前105℃50Vの電解コンデンサを購入しておりました。

1)2.2μF 50V

これは容量抜けはありませんね。
でも交換しておきます。

2)2.2μF63V

さっき交換した後ろにあるのが2.2μF63Vの電解コンデンサです。Tomは電解コンデンサを豊富に保有していますが、すべて50V品です。なので63V品はありません。そこで、容量を確認して問題ないなら、そのまま使用します。

容量を確認したところ、2.3μFなので問題ないですね。このまま使用します。

その他、すべての電解コンデンサの容量を計測しましたが、容量抜けはありませんでした。でもすべて新品に交換しました。

3)1μF

4)4.7μF

5)22μF

6)3.3μF

これで電解コンデンサの交換は終了です。

基板を基に戻します。

5.洗浄

取り外したカバー類をマジックリンで洗浄します。

蛍光灯のフォルダー付近のカバーにマジックリンを塗布したら、白い塗装が剥げてしまいました。おそらくこの塗装は蛍光塗料かなにかの特殊な塗装なのだと思います。これは後で対処します。

6.電装関連のカバーの洗浄

電装関連を補修するカバーは直接水をかけられないので、マジックリンをスポンジに浸し、こすりつけて、その後はウエスでふき取りますあ。

水洗いはしませんでしたが結構綺麗になりました。

7.蛍光灯付近のカバーの塗装

先ほどマジックリンで剥げてしまったカバーは、塗装を行います。
Tomが軽トラの補修用として使用している白ペイントが若干残っていたので、これが使える分だけ塗布しましょう!

8.組み付け

カバー類がすべて乾燥したので、組み付けを行います。

9.照明の取り付け

照明が組み上がりましたので、いよいよ設置です。
でも、実はこれが大変なんです。結構重いので、カミサンにも手伝ってもらいました。

折角ですので、この機会に蛍光ランプをLEDにしました。これで約30Wの電力の節約になります。

10.動作確認

さて、最後は動作確認です。
まずはLEDランプから。

大丈夫ですね。

それでは、カバーを取り付け全モードでの動作確認を行います。

1)蛍光灯のみ

2)スポットライト+バックライト

3)バックライトのみ


4)スポットライトのみ

大丈夫ですね。
蛍光灯は、ピカピカで新品同様。そして、ランプも最新のLEDですので、ほぼ新品同様に生まれまわりました。メデタシメデタシ!