こんばんは、Tomです。今日も朝晩は寒かったけど、日中はポカポカ陽気でした。明日も最低気温は―2℃ですが、日中は天気が良くなるようです。良かったです。
さて、今日の話題も、昨日の続きで『ワーゲン空冷ビートルのカーラジオの修理』で、今日はその2です。
昨日はカラーラジオの動作確認と基板を取り出すまでバラしました。今回はいよいよ取り出した基板の修理に取り掛かります。
まず、今回は経年劣化する電解コンデンサの確認と、交換を行います。
1.330μFの電解コンデンサの容量確認と交換
まずは、スピーカーの出口の330μFの電解コンデンサを確認、交換を行います。
1)取り外し
2)容量確認
容量はなんと429μFもありました。
3)新しい電解コンデンサと交換
容量は十分にありますが、一応手持ちの新しい電解コンデンサと交換します。
2.470μF
これ以降は同じ作業なので、写真のみ掲載します。
3.100μF
4.10μF
5.220μF
170μFと少し容量が落ちていますが、まだ問題なしです。
6.10μF
7.47μF
8.100μF
9.コンデンサの確認結果
電解コンデンサは、全て問題ありませんでした。しかし、50年も経過しているので全て新しいものと交換しました。
10.組付けと動作確認
さあ、いよいよ組付けて動作確認を行います。
1)組付け
2)動作確認
動作確認結果、スピーカー出力はやっぱり6Vでした。なんだかな~。
まあ、よく考えれば、ほとんどの電解コンデンサの容量は低下していなかったので、当然と言えば当然なのですが・・・・。
これで直ってくれれば良かったです。残念。
次回は、基板を再ハンダします。経年劣化にはこれが結構効きます。