LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日も暖かかったですね~。今日天気は曇り時々雨という天気でしたが、気温の変化が異常でした。昨夜未明から9時ごろまでず―っと16℃、その後少しずつ気温が下がりましたが、それでも夕方5時で11℃という気温でした。
明日は、いよいよ寒くなります。明日は一日雪の様です。
さて、今日の話題は昨日に引き続き『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』で、今日はその4となります。前回はこのアンプの電解コンデンサを全てピックアップし、部品を発注しました。今日の話は、部品が来るまでの間、手持ちの部品で対応できる部分から電解コンデンサの交換を行います。

1.マイクアンプ基板の電解コンデンサの交換
それでは、今回は比較的規模の小さな基板から電解コンデンサの交換を行います。
まずは、マイクアンプ基板の電解コンデンサから交換します。

1)基板のバラシ

古い危機なので、ヘタをすると基板に極性の記号が無い場合もありますので、電解コンデンサを交換する前に、極性などの写真を記録しておきます。このちょっとした記録が後で役に立つんです。

2)電解コンデンサの取り外しと容量確認
このアンプは、1973年製で既に50年経過しているアンプですので、一応最初は容量を確認しますが、容量があっても無くても全数交換します。1970年製は比較的液漏れで容量低下する事は少ないのですが、折角なので交換しますね。

やはり容量は落ちてませんね。でも電解コンデンサは生ものなので交換します。
別の100μFの容量も確認しましたが、容量は落ちていません。

3)手持ちの電解コンデンサ装着する
100Vの100μFの電解コンデンサ以外は手持ちの部品があると思いますので、手も篠100μF50V品と交換します。

これでマイクアンプ基板の電解コンデンサの交換は終了しました。

4)組付け
マイクアンプ基板組付けます。

マイク基板のメンテナンスは終了です。

2.リレー基板の電解コンデンサの交換
続いて、リレー基板の電解コンデンサの交換です。

1)バラシ

2)電解コンデンサの極性記録

3)GND線の取り外し
GND線が邪魔なので、一旦取り外します。

4)電解コンデンサの取り外し

電解コンデンサは3つあり、全て220μFです。これも手持ちの220μF50Vに交換します。

5)組付け

これでリレー基板の電解コンデンサの交換が終了しました。

3.コントロール基板の電解コンデンサの交換
コントロール基板の電解コンデンサを交換します。

これでL-507の電解コンデンサの約30%であるマイクアンプ基板、リレー基板、コントロール基板の電解コンデンサの交換が終了しました。明日は、パワーアンプ電解コンデンサの交換です。
お楽しみに!