LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理 ーその3ー

こんばんは、Tomです。昨日に引き続き、今日も暖かい日でした。昨日の最高気温は16℃でしたが、今日はそれを上回る18℃となり、なんだか蒸し暑さまで感じる日でした。今年は春を飛び越えて一気に夏になりそうですね。
さて、週末は久しぶりに庭木の剪定でアウトドアライフの活動をレポートしました。本日はまたインドアの修理ライフの話に戻り、『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』をレポートします。今日はその3で電解コンデンサの品種と数を拾い上げ部品を発注します。

1.電解コンデンサ調査
今回は修理の前に、Tomが保有していない100μFの100V品を目にしました。Tomは基本的に電解コンデンサは50V品に統一し、出来るだけ品種を減らしているからです。この様にその他のコンデンサで、Tomが保有していないコンデンサがあるかもしれませんので、今回はすべての電解コンデンサの値と数をピックアップし、発注のリストを作成します。

2.プリアンプ基板の電解コンデンサのピックアップ
まずは一番大きく、且つ部品点数も多いプリアンプの電解コンデンサの値と数のピックアップを行います。

1)ピックアップとチェックマーク
確認が終わったら、リストに明記し、コンデンサの頭にチェックを入れます。

2)狭くて見えない時はファイバースコープを活用
しかし、部品どうしが隣接していたり、狭い箇所になると、値を確認することが出来ません。

そんな時は、先日AlliExpressで400円で購入したファイバースコープを使用します。

とても便利ですね。価値ある400円ですね。

3)プリアンプ基板のピックアップ完了
これで、一番点数の多い、プリアンプの電解コンデンサのピックアップは完了です。

3.リレー基板の電解コンデンサのピックアップ
続いてリレー基板の電解コンデンサのピックアップです。

ここも狭いのでファイバースコープを使用します。

リレー基板の電解コンデンサのピックアップ完了です。

4.パワーアンプ基板の電解コンデンサピックアップ
今度は、パワーアンプ基板の電解コンデンサのピックアップです。この基板は縦に配列されているのでなおさら確認が難しく、ファイバースコープでの確認も結構むずかしいですね。

パワーアンプ基板はLRで2枚ありますので、ピックアップしたコンデンサの数を2倍にします。

5.マイクアンプ基板のピックアップ
続いてマイクアンプです。

これは小さいですが、縦に配置されているので、これまた大変です。

何とか確認することが出来ました。

マイクアンプ基板の電解コンデンサピックアップは完了です。

6.コントロール基板のピックアップ
最後にコントロール基板の電解コンデンサのピックアップです。
この基板には1つしか電解コンデンサが釣り付いていませんが、なんと基板が逆さまです。これでは肉眼では到底確認出来ません。でも、ファイバースコープのお陰で、何とか確認することが出来ました。

7.すべてのコンデンサのピックアップ完了!
これでL507に搭載されているすべての基板の電解コンデンサの容量と電圧、そして個数の確認完了しました。

最後に、個数を数え100V品以外は50V品に統一し、発注リストに変更します。
その後ネットでパーツ屋さんにオーダー!

これで、今回のL507の電解コンデンサのピックアップ、そして発注が終了しました。
東北にいても、ネットで注文すれば送料はかかるけど秋葉原にいるのと同じですね。
発注は金曜日でしたので、普通郵便でも本日に部品が到着しました。
楽しみに!