軽トラックに搭載しているTM-255の修理

こんばんは、Tomです。昨夜は新潟と山形で線状降水帯が発生し、大雨で被害が物凄かったですね。お見舞い申し上げます。特に新潟では、24時間で550mmの雨が降ったそうです。とてつもない雨量ですね。
さて、今日の記事は、TM-255の修理シリーズの最後、『軽トラックに搭載しているTM-255の修理』の話です。そして、最後に、操作パネルのボタンが無くなっているので、軽トラックのTM-255から剥がして、バックアップ機に設置しました。

1.軽トラックから取り外したTM-255
昨日の朝5時半に起床し、軽トラックのTM-255を修理しました。
これが、朝一番で軽トラックから取り外したTM-255です。この無線機の故障は、コントロールパネルと本体間のI/Fケーブルが断線した事が原因です。

そこでこの無線機も、他の2台と同様にUS延長ケーブルを使って、基板に直付けします。

2.バラシ
それでは、早速軽トラックのTM-255をばらします。

1)本体のメインコントロール基板のバラシ

2)操作パネルのバラシ

このハーネスとコネクタは不要なのでニッパーで切断します。

3.ケーブルを直付けする。
USBケーブルを切断し、それぞれの基板に直付けします。

4.動作確認
動作確認を行います。

この無線機はI/Fケーブルだけが問題でしたので、配線後はきちんと動作しました。

5.操作パネルのボタンの移植
TM-255の欠点の一つに、経年劣化で操作パネルのスポンジがボロボロになり、操作パネルのスイッチのキートップがポロリと取れてしまい、いつの間にか無くなってしまいます。

TM-255はオールモードですが、軽トラックではFMモードでしか使用しませんので、軽トラックのTM-255の操作パネルのキートップをバックアップ機の操作パネルに移植します。

1)移植
軽トラックの操作パネルからキートップを取り外します。

バックアップ機の操作パネルに移植しました。

2)ストッパの取り付け

3)バックアップ機の操作パネルの完成!
これでバックアップ機の操作パネルが完成しました。

6.軽トラックのTM-255の仕上げ
最後に軽トラックのTM-255を仕上げます。

1)操作パネルの仕上げ
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2)動作確認

7.軽トラックに設置
さあ、TM-255を軽トラックに設置します。

USBケーブルを接続します。

動作確認を行います。



これで、3台のTM-255は、約1週間で全て復活しました。
これから10年間は安定して使用可能になるかと思います。
達成感ありです!