こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中晴れ、そして午後は曇り空でした。でも、最高気温は18℃迄上がり、4月の気温でした。もう春は近くまで来ています。
さて、今日の記事は昨日に引き続き『CROWN D-150Aの修理』で今日はその3です。
前回は、電源電圧を確認し、メイン電源の±40VはOKでしたが、OPアンプの±10Vの-10Vが異常でした。そこで今回は、-10Vの異常の原因を探ります。
1.-10Vのツェナーダイオードの交換
それでは-10V 電源を作るツェーナーダイオードを交換します。
1)メイン基板を取り出す
ツェナーダイオードを取り出すためにメイン基板を取り出します。
メイン基板を取り出すためには、RCAコネクタを支えている、ながーーーーーいスタッドを取り外さなくてはならない様です。
2)ツェナーダイオードを取り出す
基板を取り外そうとしましたが、どうやらハーネスがピンと張って難しそうです。そこで、このままの状態でツェナーダイオードを取り出します。
3)ツェナーダイオードを取り付ける
ツェナーダイオードを取り付けます。ツエナーダイオードは手持ちの部品の10V1Wのツェナーを使用します。
4)スタッドを取り付ける
スタッドを取り付けます。
ダイオード一つ交換するだけなのですが、結構手間が掛かりますね。
2.動作確認
さあ、動作確認します。
OPアンプの-10Vの電源電圧は、変わりませんでした。
3.OPアンプを取り外し電源電圧を確認する
OPアンプの電源が不安定ですが、この電源はOPアンプとコンパレータにしか使用されていません。まずはOPアンプを取り外し、負荷をなくしてみます。
OPアンプを取り外した結果、-10Vは正常に戻りました。
という事は、このOPアンプがNGと思われます。
調べてみたら、このOPアンプは結構古く、且つ14Pinなので、簡単に手に入らないようです。
結局、北米のebayのショップにオーダーしました。
このオペアンプが到着するのは、4月に入ってからになります。
次回はOPアンプが着荷する4月以降になります。
お楽しみに!