BOSE Wave Music System Ⅳ の修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。昨日までとても良い天気で、カラカラに乾いていたのですが、今日は朝から一日中雨でした。畑や花壇の花にとっては恵みの雨ですね。Tomは、木曜日の午後から体調が悪化し、咳、のどの痛みなどを発症し、金曜日は、頭痛、発熱、関節の痛みまで出てきました。昨日は発熱外来に行き検査をしましたが、幸いコロナ、インフルの発症がありませんでしたので、一安心です。そんな訳で、2日間ブログは休みましたが、今日はだいぶ復活してきました。
さて、今日の記事は『BOSE Wave Music System Ⅳ の修理』の続きで、今回がその5となります。今日はCDユニットのセンサ―の交換実験を行います。

1.ドナーのCDユニットの交換実験を行う
ジャンクで購入したドナーのWMSですが、電源を投入するとCDを吐き出す動作を行いCDが入りません。前回は本体のシステムコントロール部の電界コンデンサを交換しましたが、NGでした。

それでは交換実験を行います。
ドナーとなるCDユニットが悪いのか、本体が悪いのかを確認するために、ドナーのCDユニットを、修理依頼品の本体に設置し交換実験をしてみます。

別の本体に接続してもCDを吐き出す動作を行い、CDが入りません。これは、CDユニットのCDが入る時のセンサーが死んでいるのだと推測します。

2.ドナーのCDユニットをばらし、センサ―を交換実験する
それでは、ドナーのCDユニットをばらし、CDを認識するセンサーを交換します。

1)ドナーのセンサをばらす

2)修理依頼品のセンサを取り付ける

3)動作確認
それでは動作確認します。

ダメですね~。

4)さらにばらすとセンサ発見!
更にばらします。

このCDユニットもCDを固定する部品が取れていますね。

すると先程交換したセンサーの反対側に別のセンサーがありました。
どうやらこのセンサーは透過センサーの様ですね。

これを取り出し、修理依頼品と交換します。

3.CDユニットの組付け
CDユニットを組付けます。

1)CDを固定する部材の取り付け
その前にCDを固定するための部材を取り付けます。

ちゃんとセット出来ました。

2)CDユニットの組付け
透過センサーの上下のセンサーを交換しましたので、CDユニットを組付けます。

4.動作確認
それでは動作確認を行います。

1)電源ON
CDを吐き出す動作を行いません。

2)CDを挿入

ちゃんとCDを読み込み再生する様になりました。
CDユニットは感動品になりました。

5.ドナーのCDユニットを修理依頼品iに設置する
それでは、ドナーのCDユニットを修理依頼品の本体に設置します。

ちゃんとCDを読み込み、キチンと再生動作しました。

6.Wave Music System Ⅳの組付け
CDユニットの動作を確認出来ましたので、修理依頼品のWave Music System Ⅳを組付けます。

完全に組付ける前に動作を確認します。

大丈夫です。

7.仕上げながら組付ける
それではカバーを仕上げながら組付けます。

8.最後に動作確認
最後に動作確認を行います。

タッチ動作も確認する



これで、Wave Music System Ⅳの修理は完了しました。
なんとか修理することが出来ました。
達成感ありです!