TEAC VRDS-10の修理のおまけーSONY CDP-228ESDのLD交換ー

こんばんはTomです。今日の天気は、朝は小雨模様で、その後はずーっと曇り空でした。日本の真ん中に前線が漂っている感じですね。明日から少し回復する模様です。
さて、先日、TEACのCDプレイヤーのピックアップをドナーのSONY CDP-228ESDから取り出し、そのピックアップユニットを装着する事で、見事復活しました。その後、このドナーのCDプレイヤーをどうするか?を考えていました。そんな時中国からピックアップユニットのLD(レーザーダイオード)が届きましたので、ドナーに戻すVRDSのピックアップにダメもとでLDを交換してみました。さて、うまくドナーのCDプレイヤーは復活するでしょうか?

1.VRDSのピックアップをドナーに戻してみる
まずは、動かないのは判っていますが、VRDSから取り出したピックアップを、ドナーであるSONYのCDP-228ESDに戻し、本当にピックアップが死んでいるのかどうかをダメ押しの確認を行います。

1)VRDSのピッアップ
これがVRDSについていたピックアップです。

2)VRDSのピックアップをドナーに装着する
それではVRDSのピックアップをドナーに装着します。

2.VRDSのピックアップの動作確認
CDユニットを本体に組付けCDを認識するかどうかの確認を行います。

電源ON!

予想通りCDは認識しないようです。やっぱりピックアップのLD素子が死んでいるようです。

3.ピックアップのLD素子を交換する
ピックアップユニットが勿体ないので、ダメ元でLD素子を交換してみます。もしこれでピックアップが復活したら、VRDSのバックアップとしたいですね。

1)ピックアップユニットを取り出す
またCDユニットからピックアップユニットを取り出します。

2)ピックアップユニットをばらす

LDを取り出します。

基板がはずれました。

3)LD素子を取り出す
LD素子は接着剤で固定されています。そこでマイナスの精密ドライバーをスクレーパ代わりにして、接着剤を剥がしてLDを取り出します。

4)新しいLD素子を装着する
新しいLD素子をフレームに装着し、基板に半田付けします。

4.動作確認
LD素子を交換したピックアップをCDユニットに装着し、動作の確認を行います。

電源ON!

残念ながら、CDは認識しませんでした。
ダメですね。
静電気対策のボディーアーシングを行っていますが、LDを装着する時に壊してしまったのかもしれません。
ちょっと残念です。

やはり、LD交換によるピックアップの復活は簡単に復活はできませんでした。
致し方ありません。ドナーのピックアップと本体は諦め処分する事にしました。
それでも、今回はVRDS-10が約5000円で復活しただけでも儲けものですね。
今後は復活したVRDSをさらにアップグレードする改造を行って行きます。
楽しみです!