TEAC CDプレイヤー VRDS-10の修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今日は晴れたり曇ったりのまずまずの天気で、最高気温は18℃と割と過ごしやすい天気でした。Tomは先週末プチぎっくり腰になり、在宅勤務も腰痛の中頑張りました。
さて、本日の記事も『TEAC CDプレイヤー VRDS-10の修理』です。皆さんもそろそろ飽きてきた頃かと思います。安心してください、今回がFINALです。前回はドナーであるSONYのCDプレイヤーからピックアップを取り出しました。今回はいよいよVRDS-10に移植して、動作確認を行います。果たして頂いたVRDS-10は見事復活するでしょうか?

1.CDユニットを取り出すためのバラシ
さあ、それではVRDSからCDユニットを取り出します。取り出し方は以前書いているので、写真だけ載せておきますね。

2.CDユニットをばらす
次に取り出したCDユニットをばらします。

ピックアップユニットが見えてきました。

3.ピックアップユニットのバラシと移植
現在ついている劣化したピックアップユニットを取り出し、SONYのCDプレイヤーから取り出したピックアップ(KSS-151a)をそこに移植します。

1)VRDS-10の壊れたピックアップの取り出し

これでNGのピックアップが取り出せました。

2)OKのピックアップユニットの設置
今度はOK品を移植します。

これで無事ピックアップの移植が完了!

4.組付け
バラシの逆順で組付けます。

組付け完了!

5.動作確認
さあ、動作確認を行いましょう!楽しみです!

電源ON!

CDを認識しました。

PLAYボタンを押下。

OKですね。

6.調整
暫く動かしてみましたが、時々音飛びする様ですので、先日実施したピックアップの調整を行います。
ラッキング、フォーカスバランス、などを一通り実施しました。

調整結果、殆ど音飛びがしなくなりました。

7.アナログ基板の組付け
ここで初めてアナログ基板を取り付けて、サブシステムで音声を聴いてみます。
Tomは、このVRDSをCDプレイヤーとしてではく、CDトランスポートとして使用しますので、本当はアナログ基板はいらないのですが、これまで一度も聴いていなかったのですが、結構太い音ですね。



在宅勤務のBGMで2~3日流していましたが、全く問題ありませんでした。
これで、VRDS-10は完全復活ですね。
今回はひとまず終了です。皆様、お疲れさまでした。
今後は、このVRDSをDACに繋いで、CDトランポートとしてさらに磨きをかけて行きたいと思います。
今思うだけでも・・・・・
 ① クロックの高精度化
 ② 電解コンデンサの交換
 ③ 電源回路のブラッシュアップ
 ④ 基板のノイズ対策
 ⑤ VRDSスピンドルモーターの剛性化、または振動対策
などなど・・・。
アップグレード改造をお楽しみに!