SONY カセットデッキ TC-4300SDの修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日は一日中晴天でしたが、午前中は寒く、在宅勤務では手がかじかんでエアコンを入れてしまいました。午後は少し暖かくなり、最高気温は9℃迄上がりました。
さて、今日の話も昨日の続きで『SONY カセットデッキ TC-4300SDの修理』で、今日はその4となります。
前回はドナーとなるジャンクのTC-4300SDをばらし、モーターを取り出しました。今回はそのモーターを修理品の本体に取り付けます。

1.修理品のモーターを取り出す
まず、修理品をばらし、モーターを取り出します。

1)フロントパネルツマミのバラシ

2)フロントパネルのバラシ

3)カセットメカユニットのバラシ

4)モーターの取り出し

2.修理品にドナーモーターを設置する
修理品のモーターを取り出したら、今度はドナーのモーターユニットを設置します。

1)修理品のサーボ基板の交換

この基板のハーネスを全てニッパーで切断します。
そして、ドナーのサーボ基板を修理費i本体に設置します。
ニッパーでハーネスを切断したので、ハーネスモ短くなっております
そこで、GND側のハーネスを長くします。

ドナーのサーボ基板にハーネスを取り付けます。

2)ドナーのモーターを取り付ける
ドナーのモーターを修理品の本体に取り付けます。

3.組付け

4.動作確認
動作確認します。

1)電源ON

2)早送り、巻き戻し

OKです。

3)再生
いよいよ再生です。ワウフラッターはどうでしょうか?

ドナーのモーターでもワウフラッターは大きいですね。
やはりモータのバラシをしなければならないのかな?

5.連続再生モード
モーターをばらす前に、ネットで連続運転で、モーターのローターの接点不良の解消の記事を見つけました。
そこで、連続再生を試みてみます。
カセットの認識センサーをONし、PALYモードを行うと、連続再生が可能となります。



3日間再生モードで連続運転します。
これで、ローターの接点が回復すると良いのですが。
次回をお楽しみに!