KENWOODミニコンポ RD-UDE77の修理ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は昨日に引き続きとても良い天気でしたが、朝の最低気温はなんと4℃、もうすぐ霜が降りますね。今日から11月ですからね。でも、日中の最高気温はなんと23℃で寒暖差は20℃近くです。今週はこんな感じですね。
さて、今日の話題は昨日の続き『KENWOODニコンポ RD-UDE77の修理』で、今日はその2となります。昨日の動作確認結果では、電源が全く入らない状態で、中を開けてみてヒューズをしてみましたが、電源が全く入りません。
そこで今回は、本体の中身ばらし、電源ユニットを取り出します。ミニコンポは密集しているので、修理泣かせです。

1.チューナー基板のバラシ
まずは一番上にあるチューナー基板をばらします。

大抵のミニコンポのチューナーは簡単に取り外せます。

2.メイン基板のバラシ
次にメイン基板をばらします。

1)FPC、ハーネスの取り外し
ます、FPCとハーネスを取り外します。

2)基板のビス取り外し

でも、CDユニットが邪魔で取り外せません。

3.CDユニットのバラシ
CDユニットをバラシます。

これで邪魔なCDユニットは取り外せました。

4.メイン基板のハーネスとコネクタの洗浄と動作確認
メイン基板を取り出す前に、メイン基板に接続されているすべてのハーネスとコネクタを洗浄し接点不良の解消を行います。

そして、コネクタの接触不良を解消した後に、動作確認を行います。

スイッチON!

でも、ダメですね。

電源ユニットからメイン基板に来ているハーネス部にオシロを当てて、電源を確認します。

メイン基板上のハーネスは、全く電源と思われるハーネスの電源ピンと思われる箇所の電圧を測定してみると、殆どのコネクタが0Vです。という事はメイン電源入っていませんね。

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5.メイン基板の取り出し
それでは、メイン基板を取り外し、電源ユニットを取り出します。

1)ハーネスの取り外し

2)メイン基板の取り外し

ハーネスを取り外した時に見つけたのですが、FPCがかなり傷んでいますね。

6.電源ユニットの取り出し

さあ、いよいよ一番下にある電源ユニットを取り出します。

1)電源コネクタの取り外し

2)固定ビスの取り外し
電源ユニットを固定しているビスはかなりあります。これをすべて取り外します。

やっとのことで、電源ユニットを取り外す事が出来ました。



ニコンポは、様々なユニットが折り重なっているので、バラシが大変です。
そして、何時もなのですが、肝心の修理対象ユニットが一番下にあり、これも修理屋泣かせですね。
でも、電源ユニットが取り出せましたので、次回は電源ユニットの回路構成を追いかけます。
お楽しみに!