EPSON プロジェクターEB-910の修理 ーその5ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は、ほぼ一日中曇り空でした。まあ梅雨と言っても宮城の6月はこんな感じで、実際に雨が沢山降るのは、7月になってきてからですので、まだまだですね。
さて、今日の話は先日から修理を行っている『EPSON プロジェクターEB-910の修理』で、今回はその5となります。
前回で、PS-FAN(電源FAN)の動作がおかしくてそれでアウトになるという事がほぼ確定しましたので、今回は、プロジェクターをさらにばらし、PS-FANを取り出し、型番を調べることにします。

1.メイン基板をばらす
これまでは、ほぼ上辺のバラシをしていましたが、PSU(電源ユニット)は、メイン基板の下に隠れているので、基板を取り出し更にばらさなければなりません。それでは行ってみましょう!

メイン基板をばらす上で一番の難関は、LCDユニットのフラットケーブルです。これを取り外さないとバラシが始まりません。

続いて、基板の周辺にある全てのコネクタのハーネスを取り外します。

基板の裏側のコネクタを外します。

2.PSーFANを取り出す
PSUが見えてきました。
それでは、PSUをばらします。

その前に排気FANユニットを取り出せました。

排気FANユニットを取り出すと、PS-FANが見えてきました。

これを取り出します。

取り出して、回転のスムーズさを確認しましたが、渋さはない様ですね。

3.FANの部品を探す
FANのメーカーと型番が判明しました。
東芝製 C-E02C-04という型番の様です。

早速ネットで探したらAliExpressに互換品がありました。こんなFANモーターは汎用品だから1000円も出せば買えるだろうと思いましたが、実際に調べると、なんとAliexperessでも3900円もするんですね。あまりの値段の高さにビックリしました。
ほぼ専用部品に近いからなのでしょうか?とにかく依頼者と連絡を取り合い、購入の是非をお聞きし、必要であれば、早速購入しなければなりません。


依頼者のSekさんにお尋ねしたところ、部品を購入してくださいという事でしたので、すぐに発注を掛けました。
AlliExpressは、中国のショップですので、届くまで一週間以上かかります。
部品が届くまで楽しみですね。