こんばんは、Tomです。昨日迄のゴールデンウィークはあんなに天気が良かったのに、今日は一日中曇り空。しかも、最高気温は18℃レベルで肌寒い日でした。昨日は半袖Tシャツに短パンだったのにね。
さて、今日の記事は連休中に実施した修理ライフの記事で『ベースアンプのボリューム交換』ーその1ーです。
4月末に仙台を代表するミュージシャンのKurose兄弟のお兄さんからベースアンプのガリを取ってほしい旨依頼がありました。
そこで、ボリュームのガリを取るメンテナンスを行いました。
その後、GAINとMASTERMASTERのボリュームを交換してほしいという依頼がありましたので、折角ばらすので全てのボリュームを交換することにしました。
1.ベースアンプ
これが依頼を受けたベースアンプのヘッドユニットです。
最近はスイッチング電源やD級アンプなどを使用しているので、コンパクトでもハイパワーなアンプになりました。
2.バラシ
それでは、早速ばらします。
1)ツマミの取り外し
2)上部基板のバラシ
3)下部基板のバラシ
これで下部の基板を取り出しました。
取り出した部品が多いので、きちんとパーツボックスに入れておきます。
3.ボリュームの種類と位置の記録
ボリュームをみると全て同じではなく、50kΩAカーブ、50kΩAカーブ2連、50kΩBカーブの3種類あります。
そこで間違わないように、基板を立体物コピーしてみます。
なんかいまいちですね。
4.基板の写真を撮り、ボリュームのレイアウトを記録する
コピーではイマイチなので、写真を撮って、その画像をパワーポイントに貼りつけ、そこにボリュームの種類を書き込みます。
1)基板の写真を撮る
2)基板の写真をパワーポイントに貼る
3)マイクロスコープでボリュームの値を確認しパワポに記述する。
これでボリューム交換の準備が出来ました。
後はボリュームを発注し、部品を待つだけですね。
次回はボリュームの交換です。
お楽しみに!