こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続きとても良い天気でした。最高気温も22℃と程々の天気でした。やはりこの季節が一番いいですね。
さて、今日の記事は、先日会社の先輩(OB)でいつもお世話になっているKuroさんの息子さんで仙台でプロのベーシストとして活躍している方から依頼があったベースアンプのメンテナンスです。アンプのボリュームのガリを取ってほしいという事でしたので、お受けしました。
ボリュームのガリは修理というレベルではなく、メンテナンスレベルですね。
1.依頼頂いたベースアンプ
これが、kuroさんの息子さんのベースアンプです。
最近のベースアンプは、スイッチング電源+ICを使用しているので、とてもコンパクトで軽いのに、出力はハイパワーです。なので、持ち運びがとても楽ですね。
2.症状の確認
それでは、ジャンクスピーカーとマイクを接続して、ガリの症状を確認します。
あちこちガリがあるという事でしたが、ガリがあったのは、一か所。パラメトリックイコライザのボリュームでした。
3.バラシ
それでは、早速バラします。
1)トップカバーをバラす
ボリュームが独立しているのかと思ったら、基板直付けのボリュームの様です。なので基板ごと取り外す必要がありますね。
2)基板を取り出す
パネルに付いているボリュームのナットを全て外して、基板を取り出します。
①つまみを取り除く。
②ボリュームのナットを取り外す。
③基板のフラットケーブルを外す。
④基板を取り出す。
4.ボリュームを取り外す
ボリュームを見ると密閉式なので取り外して隙間を見つけます。
あまり隙間はありませんね~。
5.接点を復活させる
とにかくわずかな隙間にエレクトロニックスプレーを注入して、接点不良を解消させます。
スプレー後、何度もボリュームを左右に回します。
6.組付け、動作確認
1)ボリュームの取り付け
ボリュームの接点を復活したので、早速半田付けして動作を確認します。
2)動作確認
組付ける前に動作を確認します。
ガリは無くなりました。
そして、別のボリュームのガリも確認しましたが、大丈夫です。
3)組付け
動作が確認出来ましたので、組付けます。
4)最後の動作確認
TOPカバーを組付ける前に、最後の動作確認を行います。
OKですので、TOPカバーを組付けます。
7.完了!
これで、ベースアンプのメンテンナスは完了しました。
これからも素晴らしい音楽活動を行って頂きたいですね。
Tomはいつでもバックアップしますよ~。
頑張って下さい。