こんばんは、Tomです。今日は朝からとても良い天気で、一日中良い天気でした。でも、空気は乾燥していてカラッとしてまるでカリフォルニアの様な気候でした。こんな日が毎日だったらいいのにね。
さて、今日の記事は昨日に引き続き『ベースアンプのボリューム交換』で、今回はFINALとなります。
ばらした基板のボリュームを交換します。
1.ボリュームのレイアウト
昨日の記事でボリュームは三種類あると書きました。基板の写真を撮り、その写真にボリュームの値を記述して、ボリュームの取り付けを間違えないように工夫をしました。
2.ボリュームの軸の加工
同じボリュームを探すのが一苦労でした。
1)ボリュームをネットで探す
中国のサイトだと納期は2か月なので、国内の販売サイトである共立エレショップでほぼ同じ仕様のボリュームを発見しオーダーしました。
2)ボリュームの問題点
共立エレショップで購入したボリュームは、台湾製で@160円~180円の物でした。ただ、問題はボリュームの軸が、オリジナルより5mm長いのです。オリジナルの軸は15mm、手配したボリュームは20mmです。
3)ボリュームの加工
そこで、このボリュームの軸をグラインダで全て5mm短くしました。
先端はテーパーを付けてツマミが入りやすくします。
これでボリュームの加工が終了しました。
3.ボリュームの交換
さて、いよいよボリュームの交換ですが、ボリュームの種類は3種類ありますので、間違えないように数の少ないものから交換します。今回は、交換するボリュームが約10個あるので、以前会社の先輩のOgaさんから頂いた半田吸い取り器を使用してボリュームを取り出します。
1)50kΩA 二連
まずは1個しかない50kΩAカーブ二連のボリュームの交換を行います。
半田吸い取り器で、半田を吸い取りボリュームを外します。2連ボリュームは端子が6つもありますが、半田吸い取り器があると簡単に取り出せますね。
オリジナルは緑のボリュームで、今回新たに取り付けるのは青いボリュームです。
2)50kΩA 一連
続いて基板上に2個ある50kΩAカーブ1連のボリュームの交換です。
3)50kΩB一連の交換
最後に沢山ある50kΩBカーブ一連のボリュームを交換します。
残っているのは50kΩBしかないので、半田吸い取り器でまとめてボリュームを取り除きます
その後、新しい青いボリュームを半田付けします。
これでボリュームの交換が完了しました。
4.基板の取り付け
基板を本体に取り付けます。
1)基板の洗浄
2)下側の基板の取り付け
3)上の基板の取り付け
5.動作確認
すべてを組付ける前に、動作を確認します。
1)セッティング
2)電源ON!
3)動作の確認
全てのボリュームの動作とガリの確認を行います。
大丈夫ですね。
6.組付け
動作確認が終了しましたので、組付けを行います。
1)ツマミの取り付け
2)カバーの取り付け
3)完了
これでベースアンプのボリュームの交換がすべて終わりました。
今回は、納期を早めるために軸の長いボリュームを購入し加工しましたが、2か月待てば中国製の同じボリュームを購入出来加工無しで修理が出来ると思います。
とにかく直ったので達成感ありです!