こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き寒かったですね。最低気温0℃というのはともかく、晴れていても最高気温が5℃というのは、ホント寒いですね。
さて、今日の記事は、また修理ライフに戻ります。先日、VRDSというTEACのCDプレイヤーのメンテナンスをしている時に、電動半田吸い取り器のモーターが故障してしまいました。メーカーに問い合わせましたが、すでにサービスパーツはもうないし、修理も受け付けていないそうです。そしたら、FBのお友達からモーターは回転するけどヒーターが切れてしまった同じ半田吸い取り器を頂きました。まるで女神の様な方です。今回は半田吸い取り器のモーターを移植して修理を行います。
1.FBのお友達から頂いた半田吸い取り器
これがFBのお友達の上さんから頂いた半田吸い取り器です。故障の症状はモーターは回るけど、ヒーターが切れてしまったとの事です。
確認してみると、やはりモーターは回りますが、こて部は暖かくならないのでヒーターが切れているようですね。
2.バラシ
1)頂いた半田吸り器のバラシ
2)モーターの抵抗値の測定
モーターの抵抗値を測ってみると、やはり正常品の抵抗値は0Ωですね。
3)ポンプのチューブのバラシ
4)モーターユニットのバラシ
5)モーター駆動基板のバラシ
自分の故障した半田吸い取り器も同様にばらします。
3.モーター駆動基板の確認
ここでモーター単品を交換しても良いのですが、モーター基板が故障したことが原因でモーターが壊れた可能性もあるので、モーター駆動基板を確認します。
確認結果、やはり故障した自分の半田吸い取り器のモーター駆動基板のブリッジの一部が壊れていました。
確認して良かった~。
4.ポンプ+モーター+駆動基板を交換する
そこで、モーター駆動基板以降(駆動基板+モーター+ポンプ)を交換します。
5.組付け
交換がおわったので、組付けます。
ここで、モーターの動作を確認します。
大丈夫ですね。
6.修理完了
修理が完了しました。
きちんとヒーターもモーターも動作しますね。
これでこれからの修理も捗ります。
上さんありがとうございました。
ホント助かります。