松下 IH炊飯器の修理

おはようございます。昨日は、娘の大学のオープンキャンパスで家内と遊びに行ってきましたので、記事は書けませんでした。今日は早起しましたが、雨降りですのでブログを書く事にしました。
土曜日、下記の記事に書いたように、YAMAHA C2aの修理を実施しました。3時ごろ、修理も終わり、『やれやれ、コーヒーでも飲みますか〜』と下のリビング行きました。そしてコーヒーの準備をしていたら、夕飯のご飯の支度を始めた家内が突然、『あれ?炊飯器が動かない?』と言い出しました。Tomは『そんな事は無いんじゃない?どこか押し間違っているんじゃないの?』なーんて軽い気持ちで見てみたら・・・・・なんと、壊れてました。実は、つい先日までTomの家には新品のIHジャー(何かで当たったやつ)がありました。でも、大震災で被災した家内の実家に差し上げたばかりでした。まさか、これが壊れるとは・・・・・。
コーヒーを飲むや否や、今度はIHジャーの修理に・・・・。

1.まず、底のネジを4本外します。

2.バラスのにはちょっとしたコツが・・・
  4本のネジを外しても、全く開く気配が無い。これはどうしたことか?そうか、はめ合いでしっかりとハマっているんだな?と思ったがあまりにもピッタリと付いている為、どうしようもない。ネットで調べてみると、なんと取っ手を外す必要があるとのことでした。取っ手を外し、精密ドライバーではめ合い部をこじると、あっさりと外れた。

3.カバーが外れた様子

4.基板の取り出し
  ハウジングの中にドライブ基板があるので、ハウジングを取り外します。

5.基板の様子
  ハウジングには、電源&インバータドライブ基板とコントロール基板がありました。

6.ドライブ基板のヒューズが・・・
 これがドライブ基板です。右上の部分を見てください。ヒューズが真っ黒です。
 これを交換すれば動くはずです。

7.ところが・・・・・
 早速近くのおなじみの電気屋さんに行き、ヒューズを購入しようとした。そしたら、お店の方曰く、『IH炊飯ジャーのヒューズが飛んだのであれば、たいていは、その他がやられているので基板交換だよ。』Tomは『え”−っ!き・ば・ん・こ・う・か・んですか〜?』と言った。『でも、そんなに高くないよ。3,000円くらいかな?』Tomはホッとした。『それじゃ、家に戻って、型番を連絡します。』と言って一旦帰宅。すぐに電気屋さんに電話し基板を注文した。数分後また電気屋さんから電話が・・・・なんかいやな予感。電気屋さん曰く『この型番のサービスパーツはもう製造中止ですね。』いやな予感は的中、残念でした。家電の修理は、オーディオと違い毎日使うものなので、修理が長引くと家族に迷惑がかかります。どうしようか?仕方ない新品を購入しようか?と思いましたが、Tomは、最後の確認だけはしようと思いました。それは、ドライブするトランジスタです。最初ヒートシンクを外したときは、暗くて、型番が見えなかったのですが、よく見ると、TOSHIBA製の半導体GT60M303という文字が見えました。


月曜日はちょうど東京出張ですので、早めに行ってこの半導体を探してみようと思います。さてどうなるか?
家族には申し訳ないけど、直るまでは圧力鍋で焚いたご飯を食べてもらうことにする。震災直後に逆戻りです。