ビクターのVHSビデオの修理 −その9−

おはようございます、Tomです。今朝も昨日に引き続き、気持のいい朝です。こんな秋晴れが続くうちにゴルフがしたいですね。

昨夜は、大学の同級生のIma君と一緒に飲みました。彼は、現在シンガポールに駐在していて、出張で日本に帰っていたので、何とか時間を作ってもらい、町田で飲んだのです。
2年ぶりに会えてとてもうれしかったし、現地の駐在の苦労話を聞いて、Tomが中国に駐在した時の事を思い出しました。やはり、持つべきものは『友』ですね。


さて、本日の話は、ビクターのVHSビデオの修理の9回目です。ビデオの回路に関しては、まったく知りませんので、なかなか前に進まないのですが、とにかくやれるところまでは、やってみたいと思います。
さて、今回は、どんな発見が待っているのでしょうか?楽しみです。


1.前回のおさらい
 前回までのおさらいは、FM復調のICの周りを調べると、何とか動いているような感じ。そして、外部入力から、ハンディカムの画像を入れてやると、少しちらつきはするけど、なんとか画像が出る事が判ったという状況でした。

2.ハンディカムをビデオモードにしてみる。
でも、何とか画像が映っているように見えるけど、ちらちらするところがちょっと気になります。そこで、ハンディカムの出力をカメラモードからビデオモードに切り替えてみました。

ビデオモードでのスタンバイ状態での画像を見ると、本来の信号は真っ黒な画面です。

しかし、この画像をデッキに入力し、出力してみると、こんな感じで横縞の画像になります。

なんか、これ、どこかで見た事ありませんか?


3.ビデオの入力を通常のチューナーにしてみる。
そうなんです。この横縞の画像は、このビデオデッキのスタンバイ状態と同じ様な画像なんです。デッキのスタンバイ状態の方が、少しざらつき感はありますが、ほぼおんなじ画像と言って良いでしょう。
やっぱり、同期がとれていないのだと思います。

ビクタービデオのスタンバイ

ハンディカムのスタンバイ画像入力

4.本来のハンディカムの画像の再確認

 本来のハンディカムの画像を再度確認します。外部入力は、基板のここの部分に接続されます。ここは、AN6327(FM復調IC)の位置から、結構離れている感じがします。

結果は、画面のちらつきはなく、くっきりとしています(当たり前といえば、当たり前)。

5.外部入力周辺のICを確認
 この外部入力のICを調べてみると、このICはAN6306といって、松下製のFM変調ICの様です。


6.今後の方針

 今後は、この外部入力からAN6306(FM変調IC)とAN6327(FM復調IC)の間を調べたいと思います。
少しずつではありますが、前に進んでいる事は、楽しいことです。
次回をお楽しみに!