LINNプリアンプ KAIRNの修理 −プロローグー

こんばんは、Tomです。今日は、一日中暖かったですね〜。昨日は春の嵐だったのに、今日は初夏でした。移り変わりが激しいです。

さて、先日から実施していたDynaBookの修理も、アンテナアナライザの修理も、フィニッシュが出来ません。
DynaBookはCPU待ちだし、アンテナアナライザは、リファレンス機の借用待ちとなっています。

そこで、今日は気分を変えて、先日修理の依頼を受けたLINNのプリアンプKAIRNの修理をする事にしました。それがこれです!

1.荷物の中
これがKAIRNです。これはTomが愛用しているプリアンプと同じです。
アンプと一緒にリモコンと過去に実施した修理伝票のコピーが同梱されていました。

2.過去の修理履歴
修理伝票のコピーを見ると、過去に2回修理に出しているようです。

1)バックアップバッテリーの交換
まず、はじめの修理は、2006年にバックアップバッテリーの交換をしています。LINNのKAIRNの修理で多いのが、バックアップのバッテリーの交換です。バックアップバッテリーが液漏れし基板を腐食させてしまうのです。Tomのアンプは基板があちこち腐食していて大変でした。

この方の場合は、電池の交換と電解コンデンサで済んだようです。
これで、修理費が1万円ですので、まあまあの値段ですね。このバッテリー結構高いんです。

2)音が出ない
2回目は2008年に音が出ないということで修理に出しています。
ところが、サポート機関が過ぎたと言う事で修理はしていただけなかったようです。

3.故障の確認
それでは、状況を確認しましょう。

1)セッティング
まずは、メインアンプとスピーカーをセッティングし、iPhoneから直接メインアンプに入れ、メインアンプ以降は問題が無い事を確認します。

2)KAIRNに接続する。
次にKAIRNに接続します。入力はAUX1に入れました。

3)KAIRNの電源を入れ動作を確認
そして、KAIRNの電源スイッチを入れ、動作を確認します。
結果、全く音が出ません。

4)リモコンでボリュームをコントロールしてみる
リモコンを使用してボリュームをコントロールしてみます。
リモコンはきちんと受け付けるようです。でも、音声は出ませんね。

5)入力をCDに切り替えてみる
今度は、入力をAUX1からCDに変更してみます。

それでもNGでした。

状況は確認できました。
どうやら、ボリュームコントローラ以降がNGの様です。
次回は、アンプをばらして、ボリュームコントローラを探してみたいと思います。