10年振りにギターの弦を張り替えました。

こんばんは、Tomです。今日も朝から良い天気でした。でも、朝晩、として日中もだいぶ涼しくなり、日中の最高気温も27℃レベルです。台風の影響もありますが、やはり、お盆になると涼しくなりますね。

さて、Tom家のお盆は今日からです。朝からお墓参りの準備、そしてお墓参り、伊達稙宗公のお墓参り、来客、そしてお盆礼のあいさつ回りと、結構忙しい一日を過ごしました。

そして夕方、娘が『ギターを弾きたいので、チューニングをしてほしい。』というので、そうかそうかとチューニングを始めようと思いました。
でも、このギター、10年ほど弦を張りかえていなかったので弦は錆び錆びです。そして、娘の部屋に置きっぱなしにしたので、埃もすごいです。
このギターは、Tomが中学校1年生の時、ギターが欲しくてアルバイトをして2万円ほど貯めて、正月の初売りで購入したものです。今から43年前のギターです。

そこで、弦も張り替え、綺麗に仕上げることにしました。

1.5年ほど前に購入した弦
5年ほど前に購入したマーチンの弦です。中学校の頃はマーチンの弦は高くて、通常はヤマハの弦でした。たまにマーチンの弦を張ると嬉しかったのを覚えています。

2.古い弦の除去
早速、古い弦を取り除きます。取り除きやすい様に、弦を緩めた後は、ニッパーで弦を切ります。

そしてストッパーから弦を取り除きます。

ヘッドのペグから弦を取り除こうと思ったら・・・・おや?ペグのスタットが取れてきました。

3.ペグの修理
問題のペグを取り外しペグを修理します。

1)ペグの取り外し

どうやらネジが緩んでスタッドが外れたようですね。

2)組み立て
きちんと組み立て、スタッドのネジをしっかりと絞め直します。

3)ペグのグリスアップ
組み立てたペグにグリスを塗布します。

4)その他のペグもメンテナンス
その他のペグも調べてみます。

そしたら、他のペグも緩んでいました。

ウォームギアも外れています。

全てのペグの修復とグリスアップを終了しました。

4.ボディーの清掃と磨き
弦を取り除きましたので、10年間たまったボディーの汚れを取り除き、磨きをかけます。

1)ボディーの清掃
ボディーをスプレー洗剤でy後れを落とします。埃だらけでしたからね。

2)ボディーを磨く
次に、ポリメイトでボディーの磨きをかけます。

ボディーはピカピカになりました。

5.弦の張り替え
いよいよ新しい弦を張ります。

全ての弦を張りました。
やはり新しい弦は気持ちがいいですね。

そして、ヘッドの弦を処理します。昔はこんな感じで丸く丸めていたんですよね。

6.ネックと弦に滑り剤
最後の仕上げに、ネックと弦にスピードキング(滑り剤)を吹きかけます。
これはとても滑りが良くなり、しかも弦の錆を防止にもなります。

しかし、昔はこのスプレー、凄いスプレーだと思っていましたが、今考えるとただのシリコングリスなんですよね。中身が解ってしまうと、これからはシリコンスプレーの方が安くていいかも。

7.完成!
10年振りの弦の張り替えと、清掃が完了しました。
Tomがバイトをして初めて購入したギターです。これからも大事にしたいと思います。