東芝 REGZA 40R9000の修理 −その3−

こんばんは、Tomです。今日は一日中曇り空でどんよりしていました。でも、夕方から晴れ上がり、明日からは天気が良くなり、これから一週間はぐんぐんと暖かくなるようです。桜の開花予報も早まりました。

さて、今日の記事もREGZAの修理の記事の続きです。
昨日の記事では、インバータのドライバーのコンデンサの交換では直りませんでした。
そこで、今回はインバータを含む電源回路のコンデンサのチェックを行います。

1.電源基板の取り外し

電源基板をテレビ本体から取り外します。

2.インバータ電源回路付近の電解コンデンサの取り出しと確認

1)インバータ電源回路周辺の電解コンデンサの確認

それでは、早速電源基板のインバータ電源回路の電解コンデンサを取り出し、容量を確認します。

容量計で8個の電解コンデンサの容量を確認しましたが、470μF以上で問題なしでした。

ここのコンデンサが一番怪しかったので、ちょっと残念です。

2)その周辺のコンデンサの確認

それではその周辺の電解コンデンサの確認を行います。

これも問題なしです。

3)その他の電解コンデンサの確認

こうなったら、電源基板に載っているすべての電解コンデンサを確認します。

2次側の電解コンデンサをすべて確認しましたがすべて容量は問題なしでした。

4)一時側の電解コンデンサの確認

ダメ押しで、一時側の電解コンデンサの容量を確認します。

3.トランジスタ関連の生死確認
スイッチングトランジスタ(FET??)の確認をします。

問題なしです。

4.ダイオードの生死確認

続いてダイオードの生死の確認を行います。

全てのダイオードは問題なさそうです。

5.こまった〜。

今回の電源回路の部品の確認では、電解コンデンサも、トランジスタも、ダイオードもすべて問題ないと判断しました。

問題ないけど、これは困りました。
次回は、この基板の再はんだを行います。
回路図が有ればもう少し、突っ込んで確認できるのですが、残念です。
次回をお楽しみに!