2インチウッドホーンスピーカーの製作 -その5-

こんばんは、Tomです。今日は朝からとても天気が良く、最高気温は27℃と暑い日でした。今週は、ずーっと天気がよさそうです。嬉しいですね。

さて、今日の話題も『2インチウッドホーンスピーカーの製作』の話で、今日はーその5-となります。
一昨日までは、4ユニットのすべての粗削りが終了しました。

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昨日はGWの最終日でしたので、何とか行けるところまで行きたいという気持ちでスロートの研磨加工を行いました。

1.治具の製作
スロートの研磨加工を行う上で、出来るだけ均一な研磨が出来るように、治具を作りました。

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こんな感じでサンダーの角度を出来るだけ固定出来るようにしたいのです。

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そして、軸を決めユニットを重ねて、回転できるようにします。

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こんな感じで、サンダーを固定して上のユニットを回転すれば、均一な面で研磨する事が出来ます。

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でも、少し削ってみましたが、ちょっと削りすぎが怖くて、グラインダーでの加工は諦めました。

2.サンダーでの研磨
削りすぎが怖いので、サンダーで研磨することにしました。
サンダーだと削りすぎは無いのですが、なかなか削れません。

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30分ほどで、ここまで来ました。

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そして、一時間後、ここまで来ました。

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型紙を当てると、スロートのちょうど中間地点のあたりがちょっと盛り上がっていびつですね。

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3.さらなる研磨
さらなる研磨を行います。
盛り上がった部分を中心に研磨した後、今度はエクスポーネンシャルカーブで音が滑り落ちる感覚を持ちながら研磨しました。

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割ときれいになってきましたし、だんだんラインが消えてきました。

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4.問題
しかし問題点が、どうしても2枚目と3枚目の接着面の筋が消えません。

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その後も、結構削りましたが、これ以上削るとエクスポーネンシャルカーブが保てなくなります。

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仕方ないので、ここまでで中止し、後は、溝に砥の粉を入れて仕上げることにしました。
それにしても、初めてにしては綺麗に出来ました。

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右が研磨の前、左が研磨の後です。
これで、1枚目がほぼ完了です。後は細かい番手で仕上げを行います。
でも、これ一枚で2時間半削りっぱなしでとても疲れました。後3枚、この作業を行わなければなりません。
次回の作業は今週末になります。
お楽しみに”