TAD TL-1601b(15インチウーファー)のエンクロジャーの製作 ーその5ー

こんばんは、Tomです。今日は寒かったですね~。ついに雪が降り出しました。考えてみればもう12月ですからね。当たり前なのですが、今年はついこの間まで暖かかったので、その反動が大きいのでしょう!
さて、今日の話題も昨日に引き続き『TAD TL-1601b(15インチウーファー)のエンクロジャーの製作』で、今回はその5となります。昨日の記事は週末の土日に行ったバッフルの補強がほぼ完成しました。今日の内容は、バッフルの補強の接着剤が硬化する合間に側板の加工を行いました。それをレポートします。

1.側板の研磨
まずは、2枚の側板をサンダーで研磨します。

2.砥の粉の塗布
次に、研磨した板に砥の粉を塗布します。

寒いので半日乾燥させました。

3.砥の粉の研磨
砥の粉が完成したら、サンダーで砥の粉を研磨します。

4.ウレタンニスを塗布する
いよいよウレタンニスを塗布しますが、この側板は、最終的に艶消し黒に塗装するので、余っている着色用ウレタンニス(けやき)を使用し塗装します。要は下地なのでなんでもいいのです。

1)1回目の塗装

2)2回目の塗装
続いて、軽く研磨した後に2回目の塗装です。

これで側板の下地の塗装を行いました。

5.側板の加工
側板を艶消し黒に塗装する前に、固定用の穴あけやバッフルの固定用の桟木を取り付けます。

1)側板の固定用の穴あけ
エンクロジャー本体に側板をセットしてみます。

ピッタリですね。

2)穴のケガキ
次に固定穴のケガキを行います。
この側板は、2Fの部屋に移動してから、取り付けるので接着剤で固定しません。なので固定ビスは100mm間隔で固定します。
その穴位置をケガキます。ケガキは塗装面の裏側にケガキます。

3)1枚目の側板の固定ビスの穴あけ
4mmのドリルの刃で固定ビスの穴あけを行います。

その後、ビスの目隠しにする穴を開けます。

こんな感じです。

4mmの穴を逆側から開けたので、塗装面の板の表面がめくれて取れてしまいました。またM4のドリルの刃で穴あけした後にほぞ穴を開けるので中心が多少ズレるのが問題です。

4)2枚目の固定ビス穴あけ
1枚目の反省をして、2枚目はM2のドリルの刃で穴あけを行います。

そして、M4の固定ビスの穴あけをする前に、ほぞ穴を開けます。
中心の穴がM2なのできちんと中心が出ます。

その後最後に塗装面からM4の穴を開けます。

これで、綺麗な穴が開きました。左が1枚目、右が2枚目です。2枚目は改善されていますね。

6.側板にバッフルの桟木を接着する。
側板を4本のビスで仮止めし、そこにバッフルを固定するための桟木を接着します。

1)桟木の加工
桟木を幅ピッタリに加工します。

桟木を少し大きめに切断します。

ベルトサンダーで幅ピッタリに加工します。

加工結果、幅ピッタリです。

2)木工ボンドで固定
木工ボンドと塗布し、バイスで固定します。



これが硬化すれば、側板の加工が完了です。
後は、この側板を艶消し黒に塗装し、グラスウールを貼れば完成ですね。
次回は、バッフルの表面の塗装を行います。
お楽しみに!