こんばんは、Tomです。今日の天気もスッキリした秋空の一日でした。明日も天気だと良いですね。
この所皆さんから修理の依頼が来ていますので、しばらくは修理の記事の連続です。
まずは、無線のローカルのお友達のNanさんからの修理の依頼です。HFから1200MHz迄送受信できるFT-736のバックアップ電池の交換です。
1.故障の症状
さて故障の症状を確認します。
電源入れ、VFOのダイヤルを回し、周波数を変更した後、再度電源を入れると、メインチャンネルに戻ってしまいます。
これでは写真に写っていませんが50MHzとなっています。
これは、バックアップ電池が無くなってしまっていますね。
2.バラシ
早速ばらします。
TOPカバーを外すと、あら?以外に目の届く所にバックアップ電池があります。
3.電池の交換
電池は、2025を使用します。
色々考えましたが、電池の交換は簡単ですが、操作パネルをばらすのがとても大変です。なので、今回は電池がすぐ届く所にありますので、この電池に直接ハーネスを半田付けしてハーネスを引き出し、それに2025の電池を半田付けします。
こうやって引き出しておけば、またバックアップ電池が無くなっても、今度はこのハーネスに新しいボタン電池を半田付けすればOKです。
4.動作確認
動作を確認します。
写真では良く見えませんが、きちんとバックアップしています。
5.電池の固定
引き出して半田付けしたボタン電池をホットメルトで固定します。
カバーを取り付ける前に、最後にもう一度動作を確認します。
6.仕上げ
後は、カバーを組付け洗浄、仕上げを行います。
これでピッカピカになりました。
これで、バックアップもキチンと出来ますね。
また、電池が切れても、すぐに交換できます。
まだまだ現役で使えます。