パイオニアPE-101を使用したバックロードホーンの製作ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日もとても天気が良い日でしたね。明日も午前中は天気が良いですが、午後は雨になります。
さて、マルチアンプの電源ボックスが一段落しました。そこで、今回は連休中に時間を見つけて実施した、手持ちのパイオニアフルレンジスピーカーPE-101を使用したバックロードホーンの製作の記事をレポートします。

1.ヤフオクでゲットした10cm用バックロードホーン
バックロードホーンの製作といっても、1から作るわけではなく、出来上がったバックロードホーンの中古をヤフオクで2個でなんとたったの3000円でゲットしたのです。

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でも難点が少しあります。
全ユーザーは、このボックスで8cmフルレンジの後10cmのフルレンジを使用したので、固定のビスの跡が2つあります。10cmフルレンジはフォステクスのFE-103を使用していたとの事です。

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もう一つは、スピーカー端子は取り外されていたのです。

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スピーカー端子部の製作が必要です。

2.スピーカー端子板の製作
まずは、スピーカー端子板の製作を行います。

1)材料
材料は、先日スイッチボックスの製作した時に切断したごみとなったアルミ板を使用します。

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2)アルミ板の切断
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3)レイアウト
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4)穴あけ
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バッチリですね。

5)塗装
塗装の前に塗料が良く乗るように紙やすりで表面を荒らします。

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折角なので、切断面もやすりでバリを取ります。

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塗装を行います。

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6)端子板の完成
端子板に端子を取り付け完成です。

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3.配線
続いて配線を行います。
スピーカーケーブルは、Tomが大好きなベルデン製です。手持ちで1.5mほど余っていたので、これを使用します。

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丸型圧着端子を接続して完了です。

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4.スピーカーの取り出し
今度はフロント側です。Tomが保有している10cmのフルレンジスピーカーを取り出します。
このスピーカーは、Tomが今から40年前の20歳の時に製作したもので、ユニットはパイオニアのPE-101です。なかなかカッコイイユニットです。40年過ぎても現役で動いています。ダブルバスレフからバックロードホーンに切り替える前に、現状の音を確認します。アンプはTomが2年前に製作したパワーアンプです。

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40年振りにスピーカーを取り出します。

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5.スピーカーを入れ込んでみるが・・・・あれ?
そして、取り出したスピーカーユニットをバックロードホーンに入れ込んでみます。
すると・・・・あれ?入りません。
PE-101はフォステクスのFE-103と同じ10cmフルレンジですが、スピーカーのフレームが大きくこの穴では入りません。とほほほ・・・。

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すぐに聴けるかと思いましたが、残念ながら、PE-101を取り付けることが出来ませんでした。
次回は、穴を大きくして、きちんと実装します。
まあ、楽しみが増えました。
次回が楽しみです。

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