こんばんは、Tomです。今日の天気も昨日と同じように、曇り時々雨という如何にも梅雨らしい天気でした。この天気がいつまで続くのか?それは7月末までだとは判っていますが・・・・。
さて、今日の記事は昨日に引き続きオーディオライフの記事です。今日も4ウェイマルチアンプの構築の続きです。昨日の記事は、Arduinoのプログラムが完成した記事でした。今回はいよいよそのプログラムをスイッチボックスのArduinoに組み込み、電源スイッチの動作を確認します。
1.電源スイッチボックスのバラシ
まずは、電源スイッチボックスをバラします。
これでバラシはOKです。
2.Arduinoの取り出しとプログラミング
1)Arduinoの取り出し
Arduinoはホットメルトで固定していたので簡単に取り出せます。
ホットメルトは便利ですね。
2)配線の変更
プログラムの変更により配線も変更します。
3)プログラムの組み込み
前回確認して動作がOKとなったプログラムをArduinoに組み込みます。コンパイルしたデータをUSB接続したArduinoにロードします。
これで、Arduinoのプログラムの変更は完了です。
3.赤外線センサーの取り付け
赤外線リモコンで操作出来る様に、フロンパネルに取り出した赤外線センサを取り付けます。
1)フロントパネルの取り外し
2)赤外線センサの取り付け
フロントパネルの窓に赤外線センサーをホットメルトで固定します。
ハーネスは、熱収縮チューブで要所を束ねます。
シャーシーに元々あった穴にハーネスを通して、Arduinoにつなぎます。
これで赤外線センサーの取り付けは完了です。
4.スイッチボックスのリレーの動作確認
システムに組み込む前に、この状態でスイッチボックスのリレーがプログラム通りに動作をするかを確認します。
1)電源ONの動作確認
まずはリモコンで電源が順次ONしてゆくかの確認を行います。
① スイッチボックスの電源を入れます。
②赤外線リモコンで電源をONするコマンドを送出します。
全ての写真は載せれませんが、きちんとプログラム通り、2系統の電源ラインが1.5秒間隔で、1-1、2-1、1-2、2-2、1-3、2-3・・というように順次リレーが動作して行きます。良いですね~。
2)電源スイッチボックスのOFF信号のリレーの動作確認
①赤外線リモコンで電源OFF信号を送出
次に、赤外線リモコンから電源OFF信号を送出し、動作を確認します。
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②リレー動作確認
結果、きちんとスイッチボックスのリレーは、4-2,→4-1,→3-2,→3-1→,2-2→,2-1→,1-2→,1-1という順でOFFしました。ころえはつまりパワーアンプが先に電源OFFになり、最後に2台のチャンデバの電源がOFFになる動作です。
OKです。
5.Arduinoの設置
プログラムの動作が確認できましたので、Arduino基板をホットメルトで本体に固定します。
6.フロントパネルに赤外線の窓を作る
フロントパネルに赤外線センサーを受け入れられる窓を作ります。
マスクしていた黒い用紙に赤外線センサーの窓穴を開けます。
これでフロントパネルはOKです。
7.システムに組み込み動作確認
いよいよ電源スイッチボックスをシステムに組み込み、チャンデバとアンプの電源の動作を確認します。
1)電源ON
赤外線リモコンから電源ONの信号を送出します。
最初に2台のチャンデバの電源が順次入りました。
そして、最後にスーパーツイータのアンプの電源が入りました。
2)電源OFF
次に電源OFFのコマンドを赤外線リモコンで送ります。
するとウーファーアンプ→スコーカーのアンプ→ツイーターのアンプ→スーパーツイータのアンプ→チャンデバ2→チャンデバ1の順で電源がOFFしました。
成功です!
これで、通常動作時のチャンデバとパワーアンプの電源ON/OFFが赤外線リモコンで出来る様になりました。しかもユニットを傷めることなく、ひとつずつON/OFFしてゆきます。楽しいですね。
次回は停電時のスピーカー保護対策です。