UEKI Laboのセミリジットケーブルをモニターさせて頂きました。ー導入編ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は、午前中は雨、そして午後は晴れ上がりましたが、最高気温は15℃でソコソコ寒かったです。明日は晴れですが、勤労感謝の日は雨模様です。
さて、今日は久しぶりにオーディオライフの記事です。今日の記事は、『UEKI Laboのセミリジットケーブルをモニターさせて頂きました。』の導入編です。
そのケーブルが本日届きましたが、1週間のエージングが必要という事ですので、今回はその導入編です。

1.セミリジットケーブルとは?
セミリジットケーブルとは、下記のようなケーブルです。

【オヤイデのHPより。】

セミリジッドケーブルは通常の同軸ケーブルと異なり、外部導体に継目のない金属チューブを使用しています。
この構造により、通常の同軸ケーブルよりも優れた特徴を持っています。
オヤイデで取り扱っているコアックス社「SCシリーズ」のホームページには具体的に以下のような説明があります。
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低損失
同サイズの他のケーブルに比べ、低損失です。
低VSWR
絶縁体は厳しい許容差を維持しており、反射による電力損失を最小限におさえています。
高遮蔽性
130dB以上の高い遮蔽能力をもち、漏洩放射、および外部雑音の侵入はありません。
高電力容量
同サイズの他ケーブルに比べ、低減衰量であることにより、高い電力容量が得られます。
優れた加工性
曲げ、巻き付け、剥き出し、ハンダ付け、およびコネクターの装着が容易であり、
また、外部導体を直にグランドできる等、他のケーブルに見られない優位性があります。
インピーダンス・ケーブル
セミリジッドケーブルだから実現できる10Ω~20Ωタイプです。
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そのほか、機器や部材の小型化、高集積化、高精度化、広帯域化などが特徴として挙げられています。

2.セミリジットケーブルが届く
今年は、UEKI Laboの植木さんからPCTriple-CのUSBケーブルに始まり、RCAケーブルや電源ケーブルなどをモニタさせて頂き、プリアンプ周辺の環境が固まってきました。
先日、植木さんから、セミリジットケーブルでRCAケーブルを作ってみたという事でしたので、早速植木さんにお願いしモニターさせて頂くことになりました。

それが本日到着!

袋の中はこんな感じのケーブルで、形が決まっています。

3.セミリジットケーブルを観察

それでは、セミリジットケーブルを観察してみます。

1)外観
セミリジットケーブル同軸の外周はメッシュ銅線ではなく、銅管で出来たものですので、かなり固いケーブルで形もこんな感じで固まっています。これは配線が大変そうです。

2)RCAコネクタ
RCAコネクタは、高級は物を使用しています。そして、ケーブルには方向性があります。

4.セッティング
それでは、試聴の為のセッティングを行います。
セミリジットケーブルを挿入する場所は、DAC⇒プリアンプ間に挿入します。
今回は、他の要因を入れないようにするために、プリ周辺の構成は下記のようなシンプルな構成にしました。

1)プリアンプ周辺の構成

 ① デジタルデータ出力:Mac Book Pro
② DAC:中華製DAC(ES9038Proチップ:出力OPアンプはOPA627に変更)
tomtom1ono.hatenablog.com
③ プリアンプ:LINN KAIRNPro
   


2)パワーアンプ周辺の構成(5ウェイマルチアンプ)

 ① チャンネルデバイダ:DriveRackPA2 x2台
 ② パワーアンプ:SRA-2400(業務用)✖5台
 ③ Low:TANNNOY HPD-385
 ④ Mid:JBL:2450J+自作ウッドホーン
 ⑤ High:JBL:2402
 ⑥ S-High:JBL:2405
 ⑦ サブウーファー

5.試聴
まずは試聴してみます。

1)PC-TripleC
まずは、PC-TripleCのRCAケーブルからです。

2)セミリジットケーブル
次にセミリジットケーブルです。植木さんより、このケーブルは1週間のエージングが必要だというアドバイスを受けていたので、さらっと聴いた感じでは、PC-TripleCのRCAケーブルを超える音ではありませんね。

それではエージングを開始します。
MacDACとプリアンプを一週間つけっぱなしにして、音楽データをDAC⇒プリアンプに流し続けます。
これから一週間後が楽しみです!